
頭痛は病院?市販薬?整体?迷ったときの選び方
頭痛が続くと、「病院に行くほどなのか」「薬を飲んでいればよいのか」「首や肩のこりも何とかしたい」と迷うことがあります。
大切なのは、今の困りごとに合う対応を選ぶことです。
- 突然の激しい頭痛・麻痺・言葉の出にくさがある → 救急受診
- 頭痛を繰り返す・薬を飲む日が増えた → 頭痛外来などで治療を見直す
- 頭痛の治療中でも、首こり・肩こりが残る → 首・肩への整体も選択肢に
それぞれ、どんなときに考えればよいのかを整理します。
目次
まず、受診を優先したい頭痛
次のような頭痛は、薬や整体で様子を見ず、救急受診を優先してください。
- 突然、これまでにない激しい頭痛が起きた
- 手足に力が入らない、言葉が出にくい、意識がおかしい
- 高い熱と、首を動かしにくいほどの硬さがある
頭を打った後の頭痛、次第に強くなる頭痛、妊娠中・産後に新しく起きた強い頭痛も、早めに医療機関で確認してください。
繰り返す頭痛は、何科に行けばよい?
頭痛外来、脳神経内科・脳神経外科が相談先になります。近くにない場合は、かかりつけ医に相談する方法もあります。
「検査で異常なし」と言われても、頭痛そのものがないことにはなりません。片頭痛や緊張型頭痛など、画像だけでは判断できない頭痛もあります。
検査結果に加えて、いつ・どう痛むかを伝えることが大切です。
市販薬でしのぐ日が増えてきたら
市販の頭痛薬が役立つ場面はあります。使う場合は用法・用量を守り、持病やほかの薬との飲み合わせが気になるときは薬剤師に確認してください。
ただ、次のような変化があれば、薬だけでしのぎ続けず受診を考えましょう。
- 以前より頭痛が起きる日が増えた
- 薬が効きにくくなった
- 薬を飲んでも、仕事や家事に支障がある
- 頭痛が怖くて、薬を飲む日が増えている
頭痛薬の使いすぎが、かえって頭痛を増やすこともあります。薬を飲んだ日を記録し、処方医や薬剤師に相談してください。
薬を我慢するためではなく、今の頭痛に合う使い方を見つけるためです。
詳しくは、日本頭痛学会の「薬剤の使用過多による頭痛」をご覧ください。
首こり・肩こりもつらいなら、整体という選択肢
頭痛の治療を受けていても、首や肩のこりが残る。薬で頭痛は落ち着いたのに、首の付け根が重い。
その首こり・肩こりにも、手当てをするという考え方です。
- 首や肩がつらくなると、頭も重くなる
- デスクワークの後半になると、首から頭までつらい
- 頭痛がない日も、首や肩のこりが抜けない
肩こりがあるだけで、頭痛の原因が筋肉だと決まるわけではありません。片頭痛と首こり・肩こりが重なる方もいます。
当院では、首や肩のトリガーポイントを探し、施術前後の痛みや動きの変化を確かめます。
頭痛の治療を続けながら、首・肩のつらさにも手当てをする。
そうした選び方もできます。
相談するときは、この3つを伝えてください
難しい説明は必要ありません。次の3つを短くメモしておくと、困っていることが伝わりやすくなります。
- 痛みの出方:いつから、どのくらいの頻度で、どう痛むか
- 生活への影響:仕事を休む、眠れない、予定を取りやめるなど
- 試したことと結果:薬・休息・施術で、何が変わったか
首や肩のこり、吐き気、光や音のつらさなど、一緒に起きる症状も伝えてください。
頭痛を繰り返しているからといって、我慢を続ける必要はありません。
頭痛そのものの診療と、首・肩への施術。それぞれに何を求めるかが分かると、次の一歩を選びやすくなります。
首・肩のつらさにも手当てをしたい方へ
当院の頭痛整体では、どこを施術し、何を確かめるのか。通い方や服薬中の施術についても、次のページにまとめています。
頭痛の診療に関する参考情報:日本頭痛学会「頭痛について知る」





