【産後の尿漏れ】骨盤底筋を直接手当てする産後整体〈東京・自由が丘〉

産後の尿漏れ専門ケア / 自由が丘・2006年開業

産後の尿漏れ——骨盤底筋を直接手当てする「骨盤底筋矯正」

体操を続けた。ベルトも巻いた。それでも変わらない——そういう方のために、20年の臨床でこの手技を磨いてきた考案者がお話しします。

院長 小松泰範
小松 泰範こまつ・やすのり/院長
ナチュラルカイロプラクティック院 院長(東京・自由が丘・2006年開業)

  • 臨床20年・数千人を施術/日本カイロプラクティック医学協会 正会員
  • 骨盤底筋矯正 考案者(2007年〜)/トリガーポイントセラピスト
  • 著書2冊

First

目次

この記事は、誰のための記事か

自然に良くなった方。体操を続けられて、楽になった方。——その方々は、それでいい。素晴らしいことです。この記事は、一般論では救われなかった、あなたのための記事です。

すぐに知りたいことがある方は、このまま下の「よくある質問」へ。服装、赤ちゃん連れ、回数、帝王切開の場合——実際のご質問にお答えしています。「なぜ漏れるのか」「なぜ体操では変わらなかったのか」を知ってから判断したい方には、その先で、できるだけ正確に、フェアにお話しします。

FAQ

よくある質問

Q. 産後の尿もれは、いつまで続きますか?
多くの場合、産後すぐの尿もれは1年ほどで自然に落ち着きます。まずは体の回復を待つのも、一つの選択です。ただ、産後3か月の時点で尿もれがあった人のおよそ4人に3人が、12年後も症状を報告したという追跡研究もあります。3か月を過ぎても変わらない、抱っこのたびに漏れて育児がつらい——そう感じるなら、早めにご相談ください。早い段階のほうが、変化を感じやすい傾向があります。
Q. くしゃみや咳のたびに漏れます。これも対象になりますか?
なります。お腹に力が入った瞬間に漏れるのは「腹圧性」と呼ばれるタイプで、骨盤底筋のゆるみが関わる、当院の骨盤底筋矯正が対象とする尿もれです。抱っこや運動、笑ったときに漏れるのも同じ仲間です。
Q. トイレが間に合わず、勝手に出てしまいます。
急にがまんできない強い尿意とともに漏れるのは「切迫性」と呼ばれるタイプで、当院の対象外です。神経や膀胱の状態が関わることがあるため、まず泌尿器科を受診してください。くしゃみでも漏れ、急な尿意でも漏れる「混合性」の方は、泌尿器科の受診と並行してのご相談が可能です。
Q. どのような姿勢で受けますか。服は着たままですか。痛みはありますか?
服を着たまま、下着もつけたまま受けていただけます。お着替えもご用意していますが、施術の都合上スカートでは承っておりません。動きやすいパンツスタイルでお越しいただくか、こちらでお着替えください。強い力で押したりひねったりする施術ではありません。通常は痛みを感じませんが、ダメージを受けている骨盤底筋では、施術中に痛みを感じることがあります。
Q. 骨盤底筋体操を続けていますが、変わりません。
体操が無駄なのではありません。順番の問題です。骨盤が開いて骨盤底筋が「力の入らない位置」にあると、いくら締めようとしても力が入りません。まずその位置を手技で戻し、力が入る状態にしてから体操をすると、初めて意味を持ちます。0回を1回にする、その最初の1回を手技で導くのが当院の役割です。
Q. 結局、何度も通わされるんでしょう?
産後すぐの方なら一度で変化が出ることもありますが、時間が経つほど時間はかかります。必ず良くなるとお約束はできませんが、目指すのは「もう来なくてよくなること」です。回数券のご用意はありますが、押し売りや次回予約の強制は一切しません。来るかどうかは、毎回あなたが決めることです。
Q. 帝王切開でしたが、対象になりますか?
なります。帝王切開でも、妊娠中の骨盤への負荷と反り腰は経腟分娩と共通しており、骨盤底筋が力の入らない位置に置かれている点は同じです。傷の状態に配慮して施術します。
Q. 泌尿器科に通院中ですが、並行して受けられますか?
受けられます。当院の施術は医療行為ではなく、病院の治療の代わりにはなりませんが、並行は可能です。必ず主治医にもご相談ください。
Q. 赤ちゃんを連れて行けますか?
はい、ベビーカーごと院内に入れます。施術中も赤ちゃんのそばにいられる環境です。泣いても大丈夫です。授乳・おむつ替えも院内で対応できます。
Q. 骨盤ベルトやガードルは使った方がいいですか?
常時の固定はおすすめしません。骨盤を固めることは関節の機能を奪い、かえって筋肉が働かない状態を作ります。使いどころは施術時にご説明します。

Course

骨盤底筋矯正を受けるには

骨盤底筋矯正は、産後骨盤矯正コースの中で行います。
産後骨盤矯正コースの詳細へ

——まだ決められない方へ。ここから先は、「なぜ漏れるのか」「なぜ体操では変わらなかったのか」「ほかの方法と何が違うのか」を、順にお話しします。

Why

なぜ、尿もれになってしまったのか

尿もれの正体は、開いて傾いた骨盤が、骨盤底筋を「力の入らない位置」に置いたこと——私はそう見ています。

骨盤底筋は、骨盤の底でハンモックのように、膀胱や子宮などの臓器を下から支え、尿道を締めている筋肉です。妊娠と出産では、この骨盤底筋に大きな負担がかかります。

赤ちゃんの重みを約10か月支え続け、出産では大きく引き伸ばされる。そして、出産で骨盤そのものが開きます。

どんな状態か。出産のあと、しばらく下腹部が「ぷよぷよ」だったのを覚えていますか。腹筋をしようとして、一回もできなかったことは。筋肉は、ある程度まで伸びきると、力が入らなくなるのです。骨盤底筋も同じ。だから、力を入れて締めようとしても、締まらない。それが、尿もれの正体です。

あなたが悪いのではありません。だらしないからでも、運動不足だからでもない。出産という大仕事が、骨盤底筋を「力の入らない位置」に置いた——ただ、それだけのことです。

How Long

いつまで続くのか。そして、何ができるのか

まず、安心できることをお伝えします。産後すぐの尿もれ(尿漏れ)の多くは、1年ほどで自然に落ち着きます。これは本当です。多くの方は、特別なことをしなくても、体の回復とともに楽になっていきます。

でも、それを過ぎても残った尿もれは、話が別です。約7,900人の出産後の女性を12年間追いかけた縦断研究では、12年後に回答した約3,800人のうち、37.9%に尿もれが続いていました。さらに、産後3か月の時点で尿もれがあった人に限ると、その76.4%——およそ4人に3人が、12年後も症状を報告しています(※1)。そして年齢を重ねるほど、尿もれは減るどころか増えていきます(※2)。

「待っていれば良くなる」とは、限らないのです。では、世の中にはどんな対処法があるのか。全部、お見せします。

世の中にある方法 どういうものか 実際のところ
骨盤底筋体操(キーゲル体操) 自分で骨盤底筋を締める運動 軽い尿もれなら7〜8割が良くなるとされます。ただし考案者の本来の処方は1日300回・半年。続けられるか、そもそも力が入るかが分かれ目
生活習慣の工夫 水分の摂り方・トイレのタイミング 症状をやわらげる助けになりますが、原因そのものへの対処ではありません
骨盤ベルト・ガードル 外から骨盤を締める 一時的な支えにはなりますが、骨盤底筋を働かせる力はありません
主に切迫性(過活動膀胱)に対して 腹圧性の尿もれには効きにくいとされます
パッド 漏れを受け止める なくすための方法ではなく、付き合うための対処です
手術 尿道を支える手術など 有効な治療です。ただし侵襲があり、受ければ必ず良くなるとも限らず、数年で再発する例も報告されています

世の中で知られている選択肢は、基本的にこれで全部です。そして、表を見ての通り——「必ず治る」と約束できる方法は、この中にひとつもありません。それでも、多くの方はこのどれかで解決します。それで良くなるなら、それが一番です。私の出番は、ありません。それでも変わらなかった方へ——ここからが、このページの本題です。

※1 MacArthur C, et al. BJOG. 2016;123(6):1022-1029.(Prolongコホート研究:産後3か月時点で7,879人を登録、12年後の回答3,763人、持続性尿失禁37.9%=1,429/3,763。産後3か月時点で尿失禁があった群では76.4%が12年後も症状を報告)/※2 加齢に伴い女性の尿失禁有病率が上昇することは複数の疫学研究で示されています

The Blind Spot

でも——それは全部、「情報」でした

「尿もれは体操で良くなる」。医学的にも、間違いではありません。けれど、よく見てください。お医者さんがしてくれるのは、診断と、アドバイスと、やり方の指導です。「こう体操しなさい」「水分はこう摂りなさい」。つまり、実際に取り組むのは、あなた自身。医師があなたの骨盤底筋に直接手を加えるのは、手術のときだけです。

そして今は、その指導すら、AIが教えてくれる時代になりました。「尿もれ 対処法」と検索すれば、お医者さんより丁寧に、無料で、いくらでも。方法は、もうタダで手に入ります。

でも、考えてみてください。「産後の尿もれには、骨盤底筋体操が有効」——それは、何万人もの平均から導かれた答えです。統計的には、正しい。けれど、あなたの骨盤がどう開いているか。左右どちらが緩んでいるか。力が入るのか、入らないのか。それは、平均には載っていません。

そして、実行するのは、いつもあなた一人。0回を1回にすることが、どれほど大変か。それを「情報は渡したから、あとはご自身で」と任されてきたのが、これまででした。

The Direct Method

私がするのは、情報を渡すことではありません

先ほどの表にある、手術以外の方法は、突き詰めればすべて「間接法」です。あなた自身に運動を促す。外から支える。情報を渡す。けれど、骨盤底筋そのものに直接はたらきかけてはいません。

私がするのは、手で、その最初の1回を導くことです。手術のように体を傷つけることなく、手技で骨盤底筋に直接はたらきかけ、力が入る位置に戻していく。これを当院では「骨盤底筋矯正」と呼んでいます。

2007年、想定外から生まれた手技

きっかけは、私自身の家庭でした。長男を出産した妻の後ろ姿を見て、驚きました。「こんなにもお尻は大きくなるのか」。カイロプラクターとして、アメリカの大学で教わった骨盤矯正で、すぐ戻せると考えました。ところが、まったく戻らない。一般的な骨盤矯正は、歪みを整えて姿勢や腰痛をケアするためのもので、出産で開いた骨盤のためのものではなかったのです。

そこから独自に研究を重ね、産後の骨盤のためのメソッドを開発しました。それが2007年です。そして、想定外のことが起きました。骨盤を整えた方々から「尿もれが気にならなくなった」という声を、いただくようになったのです(※個人差があります)。狙って作った手技ではありません。骨盤を正しい位置に戻した結果、骨盤底筋が働きを取り戻した——臨床が先で、理屈が後からついてきた手技です。以来、臨床の中で磨き続けています。

骨盤が戻れば尿もれが解決する、という単純な話ではありません。骨盤底筋そのものの機能を取り戻すこと——これが何より大事です。だから、ベルトやガードルで締めても解決はできないのです。

トレーニング・リハビリは行いません→ あなたが頑張るのではなく、手技で骨盤底筋を活性化させ、力が入る位置に戻します
薬や手術ではないため、副作用の心配がありません→ 早い方では初回の施術後に変化を感じることがあります(※効果・効能には個人差があります)

ただし、施術だけでは終わりません

施術で骨盤を正しい位置に戻しても、それを維持するのは「あなた自身の意識と知識」です。当院では、施術と同時に「なぜ漏れていたのか」「どの姿勢が骨盤底筋に悪影響を及ぼすのか」を必ず説明します。理解した方は、戻りにくい——私はそう診てきました。通い続けてもらうことではなく、卒業してもらうことが、この施術の完成形だと考えています。

Who It’s For

対象になる尿もれ、ならない尿もれ

最初にはっきりお伝えします。すべての尿もれが対象になるわけではありません。骨盤底筋は、尿道・膣・肛門・内臓を骨盤の底でまとめて支えています。だから、そのゆるみはさまざまな形で現れます。下の表で、当院が扱えるもの・医療機関を受診していただきたいものを整理しました。

気になる症状 共通する原因 当院でできること
腹圧性の尿もれ(咳・くしゃみ・運動・抱っこで漏れる) 骨盤底筋のゆるみ・骨盤の開き 骨盤底筋矯正の対象です
お湯もれ・エアもれ 同じ骨盤底筋のゆるみが関わります 尿もれとあわせて変化を感じる方もいます(※個人の感想)
下腹部が重い・内臓が下がる感じ 骨盤底筋は内臓を下から支えています 骨盤底筋の支持力に着目した施術を行います
急に我慢できず漏れる(切迫性)・血尿・排尿時の痛み・発熱 神経や他の疾患の可能性 対象外。泌尿器科を受診してください
便のコントロールがきかない・便もれ 骨盤底筋のゆるみ 対象外。肛門科・専門医を受診してください
子宮や膀胱が下がる・出てくる感じ(骨盤臓器脱) 骨盤底の支持力の低下 対象外。婦人科を受診してください

このページでお話しするのは、表のいちばん上——お腹に力が入った瞬間に漏れる尿もれです。それ以外は、同じ骨盤底筋から来ていても、適切な医療機関で診てもらうことが先です。

※当院の施術は医療行為ではありません。特定の疾患の治療や効果を保証するものではなく、体の機能を取り戻すことを目的とした整体施術です。

「もう手術しかない」と言われた方へ

病院で「体操で改善しなければ手術」と言われた方の中にも、骨盤と骨盤底筋の状態を確認すると、まだ試せることが残っているケースがあります。手術は有効な治療です。しかし、受ければ必ず良くなるものでもなく、一度入れた負担は簡単には元に戻せません。だからこそ、手術という最終手段を選ぶ前に、確かめておく価値のある段階があると考えています。

一方で、「難しい」とお伝えすることもあります

逆もあります。何回か拝見させていただいた上で、当院では難しいと判断することもあります。そのときは、はっきりとそうお伝えします。長く通われた末に来られた方に、数回の施術を経て「当院での短期間の変化は難しい、長く続ければ可能性はあるけれど、時間も費用も無駄になるかもしれない」と率直にお伝えしたこともあります。通い続けるか、別の道を探すか、お医者さんの考えに従うか。それを決めるのは、ご自身です。私たちにできるのは、正確な現状をお伝えするところまで。「諦めるな」とも「うちに通い続けて」とも、私たちは言いません。

A Voice

「どこに力を入れればいいのかも、わからなかった」

#吸引分娩を経験された方

尿もれは、おそらく難産のせいでした。赤ちゃんがなかなか生まれず、吸引分娩に。直後の尿もれはひどく、尿意すらなくなっていました。退院するころにはいくらかましになりましたが、我慢ができず、トイレに駆け込んでジャー。まったく力が入らない。子どもを抱っこすると漏れる。

どうしよう。夫には相談しづらいし、赤ちゃんを置いて病院にも行けない。ネットで調べて骨盤底筋が原因なのはわかったけれど、トイレで止めようとしても、どこに力を入れていいのかすらわからない。

藁にもすがる思いで相談しました。漏れのことを詳しく教えてもらい、ネットにはない話ばかりで目からうろこでした。そして一番びっくりしたのは、その翌日。トイレで、ほんの少しだけ力が入ったのです。尿を完全に止められるわけではない。でも、力が入る感覚が戻ってきた。産後、はじめて希望が持てた瞬間でした。それから数回、走るのはまだ不安ですが、育児に支障のないくらい、気にならなくなりました。

※個人の感想です。効果・効能には個人差があります。
#医療を学んだ方
医療の現場に携わる方が来院されたことがあります。「正直、半信半疑でした。学んできた知識の中では、こうしたアプローチは盲点だったので」——ご本人の言葉です。私は自分の見立てと、なぜ骨盤底筋が「力の入らない位置」に置かれるのか、その理屈を説明しました。すると、「確かに、その理屈なら筋が通っている」と。専門知識を持つ方であっても、「整体で骨盤底筋にはたらきかける」という発想は持っていなかった。受け取ってきた知識の外側にも、考え方の道はある——そう受け止めていただけた一例です。
※個人の感想です。

Finally

最後に

尿もれは、命に関わる症状ではありません。だからこそ後回しにされ、「産んだから仕方ない」という言葉で蓋をされてきました。しかし、くしゃみや抱っこのたびに身構える毎日と、そうでない毎日は、まったく別のものです。

くしゃみをする瞬間に身構えなくていい毎日。子どもを思いきり、笑顔で抱き上げられる当たり前の日常。それを、もう一度ここから始めてみませんか。

もう一つ、お伝えしておきます。尿もれは、二足歩行で長く生きる私たちが構造的に背負ったものでもあり、完璧に消し去ることを約束はできません。パッドを使いながら穏やかに過ごす——それも、立派な選択です。

ただ、もしあなたが「できることがあるなら、やってみたい」と思うのなら。

AIは、あなたを見ていません。データを見て、答えています。
私は違います。責任をもって、自分の名前と経歴をさらし、あなたを見て、あなたに触れ、あなただけの答えを探します。平均の中の一人としてではなく、目の前のあなたとして。

私が考案した骨盤底筋矯正が、あなたの人生のお役に立てれば幸いです。

ナチュラルカイロプラクティック院 院長 小松泰範

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お電話でのご予約 03-3723-1321

→ 出産から年数が経ち、長く付き合ってきた尿もれについては:尿もれが治らない方への骨盤底筋矯正/ 産後の骨盤全体のケアは:産後骨盤矯正コース

このページは整体・カイロプラクティックの観点によるもので、医療行為・診断ではありません。効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
ナチュラルカイロプラクティック院/院長 小松泰範 TEL 03-3723-1321 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-8-20 自由が丘第一ビル6F

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