トリガーポイント整体とは|なぜ、深いコリに直接手当てするのか

トリガーポイント整体とは / ABOUT

深いコリの一点に、
直接手当てする整体です。

「トリガーポイント」は、多くが鍼で行われる手法です。私はそれを、指と整体で20年続けてきました。なぜ指なのか、なぜ整体と合わせるのか——効くと断定はせず、確認できることだけを、臨床の言葉で説明します。

トリガーポイント整体とは、どういうものか

痛みに対する、ひとつの技術です。世界では医療の中で研究され、日本では民間療法として受け継がれています。

トリガーポイントとは、筋肉の深部にできる過敏な一点のこと。それに手当てする手法は、海外では理学療法などの医療の中で研究され、用いられています。針を使う方法も、指で圧をかける用手的な方法もあります。西洋の解剖学から生まれ、東洋の鍼の考え方とも重なる部分がある——痛みへの技術です。

ただ、日本では事情が違います。「治療」と名乗れるのは、医師や国家資格を持つ人(保険診療)に限られます。整体は、その枠の外にあります。だから私は、同じ技術を「治療」としてではなく、民間療法として提供しています。

保険が効かないことと、役に立つかどうかは、別の話です。それは制度の線引きであって、体の話ではありません。

これは、私が言葉を選ぶ理由でもあります。「治す」「治る」と言い切らないのは、効果が弱いからではありません。その言葉を、日本では私が名乗れる立場にないからです。だから私は、確認できることだけを言います——楽になったかどうか。

多くは鍼。指で行う整体は、何が違うのか

道具の性質が、違います。優劣ではありません。

針は、深く、点に、正確に届きます。その場所の反応を引き出す力があります。

指は、深さでは針に及びません。その代わり——相手に合わせて圧を無段階に変えられる。方向を持った力を、点ではなく面でかけられる。組織がゆるむ反応を、手で感じながら進められる。そして何より、関節や姿勢を整えること(整体)と、一続きの手当てとしてできます。

だから私は「針か、指か」ではなく、「点だけに触れるか、点と、その周りの体まで一続きに触れるか」の違いだと考えています。

深部で、何が起きているのか

まず、目に見えないほど小さな傷が、積み重なっていきます。

筋肉に細かな負担がかかり続けると、ごく小さな損傷が生じるとされます。顕微損傷(けんびそんしょう)——顕微鏡でしか見えないほどの、筋線維の小さな傷です。画像診断には映りません。日常生活のオーバーワーク(繰り返しの動作・長時間の同じ姿勢)で、少しずつ積み重なっていきます。「特に何もしていないのに痛い」の、出発点です。

その傷が、痛みの悪循環をつくる

傷を修復する反応が、深部では居座り、痛みを長引かせると考えています。

修復に来た反応が、血流の落ちた深部では長く居座り、その場を過敏にする——痛みが出やすい環境ができる、と説明されます。過敏になった筋肉は縮み、縮むと血流がさらに落ち、また過敏になる。この繰り返しが、痛みを居座らせている。私は、そう見ています。

これは「こういう仕組みだ」と証明された話ではありません。深部で起きていそうなことの、いまの見立てです。

私が触れているのは、点。そして、点を生み続ける「体の使い方」

点だけを切っても、それを生む使い方が残れば、また作られます。

針も指も、この過敏な一点(トリガーポイント)に割り込みます。押さえて、離す。その場で、押した場所の張りが変わる。

ただ、点をゆるめても、その点を生み続けている体——姿勢のクセ、関節の動きの偏り、日常の使い方——が残っていれば、同じ点は、また作られます。だから私は、点をゆるめると同時に、その点を生み続ける体の使い方まで整えます。それが、トリガーポイントに整体を合わせている理由です。

「原因(点)を取る」と「要因(使い方)を整える」。順番と役割が違うだけで、どちらが上ということではありません。

——ここまでが、なぜ楽になるのか、の話。ここから先は、なぜ「長くもつ」のか、の話です。

楽な状態が、なぜ長くもつのか

「癒着」が作られにくい状態を、保てるからだと考えています。

癒着とは、ここでは、筋肉や筋膜など組織どうしの滑りが悪くなる状態を指します。同じ筋肉の中で起きるもの、筋肉と筋肉のあいだで起きるもの、関節や靭帯とのあいだで起きるものがあります。いずれも、動きの滑らかさを奪い、痛みがぶり返す原因のひとつになります。

私は、これを「剥がして治す」とは言えません。中で剥がれているのかどうかは、開けて見られない以上、確認できないからです。私が考えているのは、もっと手前のことです。癒着は、固まる前なら、動かすことで作られにくい。だから「痛いから動かさない」ではなく、「痛くない範囲で、止めない」。触れておくこと、動かしておくことで、良い状態が、より長くもつ——効果の持続性が高まる、と考えています。

世間では「痛いときは安静に」と言われます。ですが、動かさない時間が長いほど、組織は固まる方向に進みやすい。私は、そこを疑ってきました。

証明はできません。確認できるのは、楽になったかどうか

中で何が起きているかは、開けて見られません。

ここまで、深部で起きていそうなことを説明してきました。ただ、これらはすべて、私が完全に証明できることではありません。炎症も、癒着も、修復の再開も、体の中を開けて確かめたわけではないからです。

確かなのは、ひとつだけ。触れたあとに、楽になるかどうか。それは、患者さんが言えて、私にも確認できることです。

だから当院は、仕組みを証明してみせることを、売りにしません。楽になったか。その状態が、どれだけ保つか。——確認できることだけを、扱います。

20年、変えていません。変える理由が、なかったからです

流行りの手法が現れるたび、業界は揺れました。私は、同じことを続けました。

目の前で楽になる人がいて、その声が、20年、途切れずに集まり続けたからです。数千人の体に触れてきて、確認できたのは、そこまでです。

「なぜ効くのか」を、私は証明しきれません。だから、これを仮説にすぎない、と見る方もいます。それは、もっともな見方だと思います。

一方で、病院で「異常なし」と言われ、それでも痛かった人が、ここで楽になっていく。その人たちが、通い続けてくださいました。

どちらも、本当のことです。私は、証明の正しさを争うより、目の前の人が楽になるかどうかの側に、立ってきました。

必ず治る、とは言いません。それでも、「痛くない時間」「楽に過ごせる時間」を、少しでも長く。確認できるのは、そこまでです。それでいい、と思っています。

よくある質問

痛みがすごくて、もみ返しが怖いのですが。
もみ返しは、起こりにくい施術を心がけています。当院の圧は少し強めですが、深部の一点に手当てするための圧で、表面を強くこするマッサージとは仕組みが違います。もちろん個人差はあります。強すぎると感じたら、その場で調整しますので、遠慮なくお伝えください。実際に、施術中は痛くても「痛みのあとすぐに楽になった」と帰られた方がいます。
マッサージとは違うので、我慢した方がいいのか分かりません。
我慢は要りません。「効く痛み」かどうかを、その場で教えてください。合図をいただくほど、施術の精度が上がります。強すぎると感じたら、すぐに緩めます。以前、「マッサージとは違うので我慢した方がいいか分からず」戸惑われた方がいました。痛みを一人で抱えるためのものではありません。強さは、あなたに合わせて変えられます。
他の整体では変わらなかった腰痛も、ここでは何が違うのですか?
届く場所が違うからだと、私は考えています。表面を揉むのではなく、痛みの引き金になっている深部の一点に手当てするからです。「これまで、いくつか通ったが変化を感じにくかった」という方や、マッサージを繰り返してきた方が来院されています。詳しくは、本文の「私が触れているのは、点。そして、点を生み続ける『体の使い方』」をご覧ください。
整体に行ったことがなくて、足踏みしています。
来院される方の多くが、初めての整体です。服装も普段着で構いません。「足踏みしている方は、とりあえずここに」と、初めて来てよかったと言ってくださった方もいます。深いコリは自分では届きにくいので、一度、体で確かめてください。

※ホットペッパービューティー掲載の口コミより。良くなった方ほど声を寄せてくださる傾向があります。すべての方に同じ変化をお約束するものではありません。

体で確かめたい方へ

仕組みは、言葉でお伝えできます。ですが、一回の施術が持つ情報量には勝てません。合うかどうかは、体が教えてくれます。コースの詳しいご案内は、こちらです。

言葉より、一度、体で。

深いコリに、直接手当てする整体です。マッサージやセルフケアに限界を感じたら、一度、体で確かめてください。ご予約は、画面下のボタンから。

ナチュラルカイロプラクティック院 院長 小松泰範

自由が丘駅南口 徒歩1分|東京都目黒区自由が丘1-8-20 自由が丘第一ビル6F
営業時間 10:00〜20:00(土日祝〜18:00)|TEL 03-3723-1321

【ご確認ください】当院の施術は医療行為ではありません。本ページの説明は、私の臨床経験にもとづく見立てであり、効果を保証するものではありません。病気の診断・治療は医療機関にご相談ください。