
温活しても冷えるのはなぜ?「温める」と「温まりやすい体」の違い|自由が丘 整体
温活を続けているのに、お腹が冷たい。手足が冷える。産後、体型がなかなか戻らない。
「代謝が落ちたから」「年齢のせい」「体質だから」——そう受け止めて、あきらめかけていませんか。
この記事では、次の4つが分かります。
- 温めても冷えが変わらないとき、何を考えればいいか
- 体の熱がどこで作られているか(一般に言えること)
- 整体師が手で触れて感じている「お腹の冷感」とは何か(院長の見解)
- 冷え・産後・妊活、あなたの悩み別の次の一歩
温活しているのに冷えるのは、なぜ?
まず、はっきりさせておきたいことがあります。あなたの温活が間違っているわけではありません。
お風呂、白湯、腹巻き、生姜、よもぎ蒸し。どれも、その場は温まります。ただ、外から温めて得られる温かさは、基本的には一時的なものです。
ここに、見落とされがちな区別があります。
- 温めること ― 外から熱を与えること。効果は一時的
- 温まりやすい体 ― 体が自分で熱を作り、保てる状態。これは、温める回数や時間を増やせば、自然に手に入るというものではありません
※「温まりやすい体」は医学的な診断名ではなく、本記事で用いる表現です。
温活を頑張っても変化を感じないとき、足りないのは努力ではなく、この2つを分けて考える視点かもしれません。少なくとも、「続けられない自分が悪い」と責める必要はありません。
体の熱は、どこで作られている?
【一般に言えること】
- 安静にしているときでも、体内の熱は、筋肉だけでなく、肝臓をはじめとする内臓の活動からも多く生まれています
- 深部体温(体の中心部の温度)と、手足など表面の温度は別のものです。手足が冷たいからといって、体の奥まで冷えているとは限りませんし、その逆もあります
- 体温は、視床下部を中心とする体温調節機構によって、皮膚の血流、発汗、筋肉による熱産生などを調整しながら一定範囲に保たれています
つまり「冷え」を考えるときは、表面の温度と、体の奥の状態を分けて考える必要があります。体温計の数値や手足の感覚だけでは、奥の状態は分かりません。
「筋肉が少ないから冷える」は本当?
一部は本当です。筋肉は熱を作る大切な組織なので、運動や筋肉量が冷えに関係すること自体は否定できません。
ただ、それだけでは説明がつかないことがあります。運動を続けているのに下腹部だけ冷たい方。筋肉があるのに冷えを訴える方。整体の現場では、珍しくありません。
ここから先は、測定や研究で確立された話ではなく、見方が分かれる領域に入ります。だから、ラベルを付けて書きます。
整体師が触れて感じている「お腹の冷感」とは【院長の見解】
院長の小松です。ここから先は、20年にわたり、産後や妊活中の方のお腹に触れてきた私の臨床的な見方であり、測定器や研究で証明された分類ではありません。
- 手で触れると、お腹——特に下腹部——がはっきり冷たく感じる方がいます。体温計の数値では分からず、ご本人にも自覚がないことがあります
- 私が施術で確認してきた中では、お腹に冷感がある方に、腸腰筋を含む股関節まわりの強い緊張が同時にみられることがあります。腸腰筋は、骨盤の奥からお腹の深部に位置する大きな筋肉です
- 私はこの触診上の感覚を、便宜上「お腹の冷感」と呼んで、施術の参考にしています。医学的な「深部体温が低い」という意味ではありません
「代謝が落ちた」の一言では片づけきれない、手で触れて初めて気づく体の状態がある。それが、20年の臨床を通して私が持つようになった見方です。
トリガーポイント整体では、何をするの?
当院では、筋肉の中にある、押すと痛みが出たり、離れた場所に痛みを感じたりすることがある過敏な部位(トリガーポイント)に手で働きかけ、緊張をゆるめていきます。腸腰筋のような深部の筋肉には、骨盤を整えながら、服の上から手でアプローチします。
施術のあと、「お腹の奥が温かい」「足先まで温かく感じる」とおっしゃる方が多くいます。(感じ方には個人差があります)
正直に書きます。この施術が深部体温の測定値を変えるという研究は、ありません。確かなのは、手で触れて状態を確かめ、分かったことをそのままお伝えできる、ということです。
外から温めるだけではなく、筋肉や骨盤まわりの緊張に手をかける。その結果として「温かく感じる」という方がいる——当院が目指しているのは、そこです。
あなたの悩み別・次の一歩
冷えそのものが気になる方
冷えが強い、急に冷えやすくなった、強い倦怠感など、ほかの症状もある場合は、まず医療機関にご相談ください。冷えの背景には、貧血や甲状腺機能の問題など、医療機関で確認すべきケースもあります。
そのうえで整体では、お腹の張りや筋肉の硬さ、骨盤・股関節の動きなど、手で確認できる体の状態を見ていきます。→ 整体コース(トリガーポイント整体)
産後、体型が戻らない方
産後の体型が戻りにくい理由は、冷えだけでは説明できません。睡眠、活動量、妊娠・出産による体の変化など、複数の要因があります。当院では、その中でも骨盤や筋肉の状態を確認します。→ 産後骨盤矯正
妊活中の方
冷えと妊活の関係について、何が分かっていて、何がまだ分かっていないのかは、妊活骨盤矯正のページに正直に書いています。あわせて、卵子の質と整体の関係を整理した記事もあります。→ 妊活骨盤矯正・妊活整体/関連記事:整体で卵子の質は良くなる?できること・できないこと(公開後にURL設定)
温活は、やめなくていい
最後に。この記事は、温活を否定するものではありません。お風呂も温かい食事も、心地よさやリラックスのために続けてかまいません。
ただ、「もっと頑張って温めなければ」と、自分を追い込む必要はありません。さらに頑張ることを増やす前に、一度こう考えてみてください。
「そもそも、私のお腹はいま、どんな状態なのだろう?」
お腹の張り、筋肉の硬さ、骨盤や股関節の動き、そして触れたときに感じる冷感。そうした体の状態なら、実際に手で確認できます。
→ オンラインで予約する/お電話:03-3723-1321
【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、医療行為・診断ではありません。「院長の見解」と明示した部分は臨床経験にもとづく整体師の見方であり、医学的に証明されたものではありません。施術による感じ方には個人差があり、特定の効果や結果を保証するものではありません。体調に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
