【産後の尾骨痛】いつまで続く?治し方と対処法|整体師がその悩みに応える〈東京・自由が丘〉


東京・自由が丘|産後の尾骨痛

産後の尾骨痛 ―「いつまで続くの?」「治らない」と悩む方へ

産後1ヶ月を過ぎたら、待つのは終わり。避けるより、向き合う。

その痛みの原因、こう言われてきませんでしたか?

  • 「そのうち、治りますよ」
  • 「骨盤が、歪んでいますね」
  • 「年齢も、ありますからね」

どれも、間違いではありません。でも——それは、あきらめの話です。

このページは、手当ての話です。

院長 小松泰範
小松 泰範こまつ・やすのり/院長
ナチュラルカイロプラクティック院 院長(東京・自由が丘・2006年開業)

  • 臨床20年・数千人を施術/日本カイロプラクティック医学協会 正会員
  • トリガーポイントセラピスト
  • 著書2冊

産後1ヶ月を過ぎても座るたびに痛むなら、待つのは、もう終わりです。

椅子に座るのもつらい。立ち上がる瞬間に響く。授乳のたびにお尻が痛い。「出産だから仕方ない」「そのうち治る」と言われ、あとどれくらい我慢すればいいのか分からないまま過ごしている方を、私はこれまで数多く診てきました。

このページでお伝えしたいのは、原因の細かい話ではありません。あなたが今どの時期にいて、これから何をすればいいのかです。

(尾骨痛は、産後の体に起こる不調の一つです。骨盤全体のケアもあわせて考えたい方は、そちらもご覧ください。)

目次

尾骨痛には、「待つ時期」と「動く時期」があります

産後の尾骨(尾てい骨)の痛みは、時期によって、やるべきことがまったく違います。分かれ目は、おおよそ産後1ヶ月です。

  • 急性期(出産直後〜1ヶ月ごろ) … 骨折や打撲が落ち着くのを「待つ」時期。
  • 慢性期(1ヶ月を過ぎても引かない) … 待っていても変わりにくい。「動く」時期。

まず、あなたが今どちらにいるのかを確かめてください。

急性期(〜1ヶ月ごろ)― 基本は「待つ」時期

この時期にやることは二つです。骨折の有無を整形外科で確かめること。そして、待つこと。

出産で尾骨に強い力がかかると、骨折や打撲を起こすことがあります。骨折があれば、基本は癒合を待つことになります。

この時期は、尾骨に体重を集中させない座り方を工夫しながら、無理をせず過ごす。診断はできても、結局は「待つ」のが中心です。ここで自然に楽になっていく方は、それでいい。問題は——1ヶ月を過ぎても、引かなかった場合です。

1ヶ月を過ぎても引かないなら ― 待つ時期は、終わりです

産後1ヶ月を過ぎても引かない尾骨痛は、待ち続けても変わりにくい。「待つ」から「動く」へ、切り替える時期です。

「産後2〜3ヶ月ほどで自然に軽くなることが多い」——一般には、そう言われます。それで引くなら、それでいい。ただ私が診てきたのは、1ヶ月で引かなかった痛みが、そのまま何ヶ月も、何年も続いていた方たちです。

産後1ヶ月ほどで、骨折の癒合も、急性の炎症も、ひと区切りします。その時期を過ぎても痛みが続いているなら、それは自然回復だけでは難しい状態になっている可能性がある、ということです。「レントゲンでは異常なし」——そう言われた方も少なくありません。画像に写らない場所に、原因が残っていることがあるのです。

その「様子見」、続けても痛みは変わりません

円座・骨盤ベルト・様子見——どれも痛みを「避ける」手段であって、痛みの核心には届きません。

待つ時期を過ぎても、多くの方が、こんなことを続けています。

  • 円座クッションで、我慢する
  • 骨盤ベルトを、巻いてみる
  • 「そのうち治るかも」と、様子を見る

円座は、尾骨が座面に当たらないように「避ける」道具であって、痛みそのものに向き合う道具ではありません。むしろ重心が後ろに傾き、尾骨をかえって押し込んでしまうこともあります。骨盤ベルトは骨盤を締める道具で、その先端にある尾骨には、構造的に届きにくい。恥骨痛のように「締めて安定させる」のとは、痛みの種類が違うのです。

だから、「円座で避け、ベルトを巻き、様子を見る」を続けたまま、何年も座るのがつらい——そういう方が、とても多いのです。

私が向き合うのは、痛みを出している場所そのものです

私は「骨盤全体」ではなく、いま痛みを出している組織そのものを探して、向き合います。

「なんとなくお尻全体が痛い」と感じていても、触診すると、痛みの芯は一点に絞れることが少なくありません。座ると痛むのか、立ち上がりで響くのか、広い範囲が痛むのか——痛みの出方から、傷んでいる場所の見当をつけ、そこに向き合う。あわせて、尾骨に負担をかけない座り方もお伝えします。

詳しい仕組みは、施術のなかでお話しします。まず知っておいてほしいのは、避け続けるより、向き合った方が、変わる可能性があるということです。

産後の尾骨痛:整形外科・整体・当院の違い

違いは、順番です。当院は「今ある痛みに向き合う」が先、「整える・防ぐ」はそのあと——この順番を守ります。

どれが良い・悪い、という話ではありません。見ている場所と、順番の考え方が違う——そういう話です。

よく「骨盤の歪みを直せば、よくなりますよ」と言われます。これは、予防と治療をひとつのものとして捉える考え方です。私は、「今ある痛みに向き合うこと」と「再発を防ぐこと」は、別の仕事だと考えています。 今ある痛みの核心に向き合うのが先、再発予防はそのあと。この順番でなければ、痛みはそのままで、ただ”そのうち”を待つことになります。

整形外科
一般的な整体・接骨院
当院
見る場所
骨・関節・神経など、画像に写る異常
骨盤・姿勢・筋肉のバランス
痛みを出している組織(付着部・炎症部位)
得意なこと
病気を見つける
体を整える
今ある痛みに向き合う
目的
診断・除外
予防・身体機能を整える
まず痛みの核心に向き合い、それから予防

整形外科は、重大な病気を見つけて除外する大切な場所です。私はその役割を否定しません。一般的な整体や接骨院の「体を整える」も、再発を防ぐ予防として意味があります。私はただ、その前に、今ある痛みの核心に向き合いたい——そう考えているだけです。

ただ、痛みが続いているなら、今向き合うべき場所が、まだ見つかっていないだけだと考えています。

手当てと予防は、対立するものではありません。 同時に進められる方もいます。ただ、優先順位は変わりません。今ある痛みに向き合うことが先。再発予防は、そのあと。当院は、この順番を大切にしています。

症例

※結果には個人差があります。同じ施術で同じ変化が出るとは限りません。

産後5ヶ月・尾骨骨折のあと

出産時に尾骨を骨折し、病院では「異常なし」、接骨院では「骨盤が原因」と言われ、3ヶ月毎週通っても、長時間座ると痛みが続いていた方。私は、問題は骨折そのものより、骨折に伴う尾骨付着部の損傷だと見立てました。触診すると、尾骨の左側に強い圧痛。ご本人は「なんとなく全体が痛い」と、震源地を自覚していませんでした。その場所に向き合い、3回ほどで、痛みがほとんど気にならなくなったと話されています。

授乳中だけ尾骨が痛い

「授乳が長くなると、お尻が痛くて座っていられない」というご相談。硬い椅子が特につらく、仰向けで寝ると楽、という状態でした。骨盤を立てて座ると痛くない——この特徴が手がかりでした。仙骨が後方に押し込まれ、尾骨が座面に当たる、打撲に近い痛みだと私は見立て、物理的な接触を軽くし、あわせて尾骨まわりの炎症も想定して向き合いました。

4年以上続いた尾骨痛

2人目(4900g)の出産で尾骨を骨折し、その後も2人を自然分娩。4年以上、痛みを抱えたまま育児を続けていた方。触診すると、骨折後にできた偽関節で、尾骨が動いていました。構造そのものは戻せませんが、周囲の組織に向き合うことで、座れる時間を増やすことはできる——そう考えて向き合いました。

よくある質問

Q. 産後の尾骨の痛みは、いつまで続きますか?

一般には「産後2〜3ヶ月ほどで軽くなることが多い」と言われます。ただ私は、骨折の癒合や急性の炎症がひと区切りする産後1ヶ月が分かれ目だと考えています。1ヶ月を過ぎても引かない痛みは、待ち続けても変わりにくい。自然回復だけに任せるより、痛みの核心に向き合う時期です。

Q. 尾骨が出っ張って、座ると当たるのはなぜですか?

仙骨が後方へ押し込まれるなどして、いままで当たらなかった尾骨が座面に当たる位置になっている方を、私は診てきました。骨そのものが変形したというより、位置と角度の問題であることが多い。当たり方を変える座り方と、当たって傷んだ組織への手当て、その両方を考えます。

Q. 円座クッションは効果がありますか?

短期的に圧は減りますが、尾骨を後方へ押し込みやすく、かえってつらくなる方も少なくありません。避けるだけでなく、まず原因となる場所に向き合うことが先です。

Q. 骨盤ベルトは尾骨痛に効きますか?

ベルトは骨盤を締める道具で、その先端の尾骨には届きにくい。恥骨痛のように「締めて安定」する痛みとは種類が違うので、尾骨痛にはあまり期待しにくいものです。

Q. 画像で「異常なし」と言われたのに痛いのはなぜ?

尾骨まわりの筋肉や靭帯の付着部といった組織の状態は、レントゲンに写りにくいものです。写らないだけで、痛みは確かにそこにある——そうした組織に原因が残っている場合があります。

Q. 骨折や偽関節でも変わりますか?

構造的な変位や骨折後の偽関節が残っていても、周囲の組織に向き合うことで、痛みが軽くなった方はいます。ただし結果には個人差があり、構造そのものは変えられません。

Q. 産後1年以上でも変わりますか?

大事なのは、時間より、原因に合った対応がされているかどうかです。産後何年か経った尾骨痛で、変化を実感された方もいます。

産後の尾骨痛で悩むあなたへ

産後1ヶ月を過ぎても座るのがつらいなら、「待っていれば治る」段階は、もう過ぎています。円座で避け続けるより、痛みの核心を見極めて、合った対応をとる——その方が変化の出やすい症状だと、私は診てきました。

まずはあなたの痛みがどこから来ているのか、一度ご相談ください。

When waiting is over

円座でしのぐ毎日を、変えたい方へ

骨折直後など強い痛みは、まず病院へ。1ヶ月を過ぎても座るのがつらいなら、痛みの場所を見極めるところから、始めましょう。自由が丘 南口より徒歩1分。

ネット予約はこちら

お電話でのご予約 03-3723-1321

このページは整体・カイロプラクティックの観点によるもので、医療行為・診断ではありません。効果には個人差があります。気になる症状が続く場合は医療機関にご相談ください。
ナチュラルカイロプラクティック院/院長 小松泰範 TEL 03-3723-1321 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-8-20 自由が丘第一ビル6F

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

■ 肩書き
自由が丘の整体院  ナチュラルカイロプラクティック院 院長
整体・妊活・産後骨盤ケア専門家 / 著述家

■ プロフィール本文
2006年に東京・自由が丘で整体院を開設して以来、臨床歴20年の中で数千人を超える出産前後の女性をサポートしてきました。
「なぜ、手で触れると体が治るのか」——
この問いを20年追い続け、
メカノトランスダクションをはじめとする
現代医学の知見と手技療法の接点を
臨床と文献の両面から探求してきました。

私は、単に痛みを抑えるだけでなく、骨格構造から根本的に「体が整う環境」を作ることを使命としています。特に産後の尿もれや体型変化に対しては、独自の骨盤アプローチを確立。多くの女性に共通する「反り腰」や骨盤の歪みが、骨盤底筋の働きを著しく低下させている事実に着目し、筋トレを強いるのではなく、手技によって骨盤を正しい位置へ戻し、筋肉のロックを解くことで諸症状を改善へと導いてきました。病院や一般的な整体では解決しなかった「産後の構造的問題」を、20年の臨床経験に基づいた確かな技術でサポートいたします。

私生活では、双子を含む三児の父親でもあります。不妊治療の経験、過酷な育児、家庭での体の変化を身をもって知る「当院の当事者」としての視点も、私の治療の根幹にあります。

臨床の現場から得た「本物の一次情報」を発信し、皆様が健康で幸せな生活を送れるよう、自由が丘の地で全力でサービスを提供してまいります。

───────────────────

整体は医療ではありません。
私たちは病気を診ることはしません。

私たちがしているのは、あなたの身体に触れ、
状態を見つめ、そこに潜む違和感を感じ取ること。
それは太古から連綿と続く、
人が人を癒やすための民間療法です。

病院の検査では「異常なし」とされる、
けれど自分では確かに感じる不調や違和感——
その「言葉にならない違和感」を、手技によって
一つひとつ紐解き、本来の健やかさへと繋いでいく。
それが私たちの使命です。

腰痛・尿もれ・産後ケア・妊活など、
皆さんが理解しやすい言葉を用いることもありますが、
私たちがそれらを治すと断言するものではありません。

■ 専門分野・実績
骨盤・反り腰の構造矯正(独自の産後骨盤アプローチ) ・産後トラブルの改善手技(尿もれ、骨盤底筋の機能回復) ・妊活環境づくり(自律神経・深部筋調整) ・延べ数千人の臨床実績

■ 著書 2冊

目次