
【妊活と食事:第1回 ホルモン編】乳製品や大豆が脳を混乱させる? 妊活で避けたい「ホルモン様作用」の真実
【妊活と食事:第1回 ホルモン編】
乳製品や大豆が脳を混乱させる?
妊活で避けたい「ホルモン様作用」の真実
「牛乳の代わりに健康的な豆乳を選んでいる」実は、こうした“良かれと思って”続けている習慣が、あなたの脳を混乱させ、妊活のブレーキになっているかもしれません。19年の臨床現場で一万人の体に触れてきて、私が最もお伝えしたいのが、食べ物に含まれる「ホルモン様作用」が引き起こす脳の誤解です。
1. 脳が指令をサボる「フィードバック抑制」
脳の司令塔(視床下部)は、血液中のホルモン量を精密にモニターしています。ところが、食事から「外来のホルモン成分」が大量に入ってくると、脳のセンサーが狂い始めます。
脳は「自前のホルモン」と「食べ物由来の成分」を区別できません。外から入ってきた情報を「もう十分にある」と勘違いし、自らの指令にブレーキをかけてしまう(フィードバック抑制)のです。これが、脳が本来の指令を止めてしまう「省エネモード」の正体です。
2. 筋トレ男子の落とし穴:プロテインと「野生」の消失
最近、熱心に筋トレに励む男性の雰囲気が、どこか「中性的」あるいは「草食化」していると感じることはありませんか? 実はここに、プロテインの罠が隠れています。
市販のホエイプロテインの多くは、妊娠中の牛から搾られたミルクが原料です。これには強力な女性ホルモン(エストロゲン)が含まれています。筋トレでアクセル(テストステロン)を踏んでいるつもりでも、プロテインで強力なブレーキを同時に踏んでいるようなもの。これでは、男としての「野生(精子の活力)」を最大限に引き出すことはできません。
3. 豆乳 vs 牛乳:どちらも「未発酵」のノイズ
「牛乳がダメなら豆乳を」という選択も、過信は禁物です。
- ● 牛乳(動物性ホルモン剤): 現代の牛乳は妊娠牛由来の成分が多く、脳のセンサーを直接攪乱します。
- ● 豆乳(植物性ホルモン様作用): 豆乳やソイプロテインなど「未発酵」の大豆イソフラボンは、体内で女性ホルモンに似た動きをし、排卵のリズムを乱す原因になります。
摂るなら、日本人が古来から食べてきた「納豆・味噌」などの発酵大豆を選びましょう。発酵のプロセスを経て、成分が身体に馴染む穏やかな形に変化しているからです。
4. 松果体(環境センサー)を「静める」栄養学
ノイズを引いたあと、脳のセンサーである「松果体(しょうかたい)」をクリアにする必要があります。松果体は「今は命を迎え入れても大丈夫な環境か?」を判断する場所。ここを再起動させるための栄養をお伝えします。
- マグネシウム: 脳の緊張を解き、石灰化を防ぐ(天然塩、海藻)。
- トリプトファン: メラトニンの原料(納豆、味噌、バナナ)。※乳製品以外から摂るのが鉄則です。
- ケイ素(シリカ): センサーそのものを磨き、デジタルな刺激から保護する(スギナ茶、根菜)。

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