
【なぜ何度も繰り返す?】 寝違えが癖になる本当の理由と、根本から断つ対策
【なぜ何度も繰り返す?】
寝違えが癖になる本当の理由と、根本から断つ対策
朝起きた瞬間に首が回らない、あの不快な「寝違え」。
実は、寝違えは単なる寝相の悪さではありません。「何度も繰り返す」「常に首が重い」という方には、明確な理由があります。
知られざる真実:寝違えは「歯ぎしり」と同じ現象?
最新の臨床では、寝違えは「脳の緊張」による自己損傷だと考えられています。
睡眠の質が下がり、脳がリラックスできていないと、寝ている間も全身に力が入ります。これが「歯ぎしり」や「食いしばり」となり、首の筋肉を異常に強張らせます。この状態で無理な寝返りを打った瞬間に、筋肉が耐えきれず損傷する——。これが寝違えの正体です。
■ なぜ、一度やった寝違えは繰り返すのか?
「一度痛みが引いたのに、またすぐに寝違える」その最大の原因は、筋肉の中に残った「癒着(ゆちゃく)」にあります。
一度損傷した筋肉は、修復の過程で周囲の組織と癒着し、柔軟性を失います。この癒着が残っていると、少し脳が緊張して力が入っただけで、再び同じ場所を痛める「負のループ」に陥ります。
⚠️ ご注意ください:首の「バキバキ治療」のリスク
寝違えを繰り返す方が、最も避けるべきなのは過度な関節操作(バキバキと音を鳴らす矯正)です。
首の関節は非常に繊細です。強い衝撃を与える矯正を繰り返すと、関節を支える靭帯が伸び、「関節の不安定性(ルーズネス)」が増してしまいます。
不安定になった関節は、守ろうとしてさらに周囲の筋肉を硬くさせ、結果として寝違えをより引き起こしやすい、脆い首を作ってしまうのです。
当院では、関節の安定を損なうような無理な矯正は一切行いません。
■ 再発のループを断ち切る「2ステップ」のケア
1. 癒着をリセットし、安定させる(メンテナンス)
まずは、残ってしまった癒着を手技で丁寧にはがします。バキバキ鳴らすのではなく、筋肉が滑らかに動く「構造」を取り戻すことで、関節を安定させ、再発を防ぐ土台を作ります。
2. 自己損傷を防ぐ「知識」を持つ
癒着を整えたら、次は「脳を緊張させない生活」が必要です。脇の神経の圧迫を解く方法、内臓を休める食事、脳のスイッチを切る睡眠習慣。これらを実践することで、寝ている間の自己損傷を未然に防げるようになります。

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