
【産後ダイエット】 骨盤矯正だけでは痩せない。**“代謝スイッチ”**を入れる産後専門整体
【産後ダイエット】骨盤矯正だけでは痩せない。“代謝スイッチ”を入れる産後専門整体
――痩せない原因を、構造・内臓・食事の3方向から立て直す――
1|産後に痩せない本当の理由は「代謝エンジンの停止」
産後ダイエットは、多くの人が次のようなイメージを持っています。
- 「骨盤を戻せば痩せる」
- 「運動すれば痩せる」
- 「授乳中は勝手に痩せる」
どれも“部分的には正しいけれど、本質ではない”というのが、私の臨床で出した結論です。
産後に痩せない人には、3つの共通点があります。
1-1|【理由①】骨盤が戻っても「内臓機能」が戻っていない
何千人もの産後ママの骨盤を触診してきた経験から、はっきり言えることがあります。
骨盤が締まっても、必ずしも痩せるわけではありません。
痩せる人は、骨盤が戻ったことで、
- 内臓が温まり
- 腸腰筋が働き始め
- 代謝が再起動する
この「内側の回復」が起きています。
逆に痩せない人は、
- 腸が硬い
- お腹が冷たい
- 内臓下垂で消化吸収が弱い
- 呼吸が浅く代謝が低い
といった状態が続いており、この内臓のブレーキが外れていないのです。
1-2|【理由②】体重増加ではなく「体質の変化」が起きている
妊娠・出産は、女性の体にとって
- ホルモン
- 血流
- 内臓の位置
- 筋力・筋バランス
すべてが変わる“質的変化”です。
つまり、
「太った」だけでなく、「痩せにくい体質に組み替わった」と考えたほうが正確です。
1-3|【理由③】産後特有の「代謝低下のスパイラル」に入っている
産後の生活は、痩せにくい条件がすべて揃っています。
- 睡眠不足
- 交感神経優位(ストレス)
- 内臓冷え
- 背中が丸く呼吸が浅い
- 食欲の乱れ(甘いもの・パン・乳製品に手が伸びる)
これが代謝を大きく低下させるため、
「何をやっても痩せない」状態になってしまうのです。
2|全員が痩せる産後ダイエットは存在しません
臨床経験から、私は正直にこうお伝えしています。
「必ず痩せる共通メソッドは存在しない」
骨盤矯正をするだけで、10キロ近く体重が落ちる人もいました。
一方で、まったくと言っていいほど体重が変わらない人もいます。
ただし、ここで大事なのは
「誰も痩せないわけでもない」ということです。
痩せていく人たちには、はっきりとした共通点がありました。
3|痩せる人にだけ共通している“3つの条件”
数万人規模の触診データと、長年の経過観察から見えてきたのは、
「痩せる人には、実は同じパターンがある」ということです。
3-1|条件①:腸腰筋(代謝スイッチ)が働いていること
施術の現場で何度も見てきた現象があります。
腸腰筋に正しい刺激を入れると、ダイエットスイッチが入る人がいる。
腸腰筋が冷えて固まっていると、
- 内臓が下がり
- 血流が滞り
- 腰の奥がずっと重い・冷たい
という代謝停止モードになります。
一方で、腸腰筋が動き出すと、
- お腹が温まる
- 腸の動きが活発になる
- 全身の代謝が上がる
といった代謝エンジン起動モードに切り替わります。
その結果、
- 便秘解消
- 冷え性の改善
- 霜焼けの消失
- 生理痛の軽減
など、「痩せる」以外の変化も同時に現れてきます。
これは骨盤ベルトの使用だけでは決して起きない変化です。
3-2|条件②:骨盤底筋が締まる(ヒップサイズは必ず変わる)
私がはっきりと言い切れることがひとつあります。
「ヒップのサイズは、ほとんどの方で必ずダウンする」
これは体重の問題ではなく、
- 骨盤の角度
- 骨盤底筋の張り
- 股関節まわりのバランス
といった構造の問題だからです。
体重はそれほど変わらなくても、
- お尻の横の広がりが減る
- 太ももの外側の張りが減る
- パンツやスカートのシルエットが変わる
といった変化は、ほぼ全員に起こります。
3-3|条件③:食事改善が「最低限」できている
代謝が落ちている産後は、食事の影響が妊娠前の2倍以上出やすい時期です。
臨床の中で特に効果が大きいと感じているのが、次の3つです。
- 乳製品を控える:むくみ・生理痛が軽くなりやすい
- 小麦を減らす:下腹がへこみやすい
- 砂糖を摂りすぎない:体脂肪が落ちやすくなる
この3つだけでも、
「何もしていないのに痩せてきた」と感じる方が少なくありません。
4|当院の産後ダイエットは「痩せる身体をつくる」本質アプローチ
一般的なダイエットは、
- 体重を減らすこと
- 食事量を減らすこと
- 運動量を増やすこと
をゴールにしています。
当院の産後ダイエットのゴールは、まったく別のところにあります。
「痩せる身体そのものをつくること」です。
4-1|① 骨盤 × 内臓 × 腸腰筋で代謝エンジンを起動
施術では、次の3つを同時に整えていきます。
- 骨盤の角度:内臓が正しい位置に戻る土台づくり
- 腸腰筋への刺激:代謝スイッチを入れる
- 内臓の冷え:血流を促し、脂肪燃焼しやすい環境をつくる
その結果、
「骨盤が戻ったから痩せた」のではなく、「内臓機能が回復したから痩せた」
という状態が生まれます。
4-2|② 食事指導は“絶対に守れる最低限”だけ
産後ママに、ストイックな食事制限は現実的ではありません。
当院が大切にしているのは、
- 一生続けられること
- 家族と同じ食卓でできること
- ストレスなく続けられること
だからこそ、あえて「最低限、これだけ」に絞っています。
- 乳製品を控える
- 小麦を減らす
- 砂糖を摂りすぎない
この3つを意識するだけで、
むくみ・冷え・生理痛・下腹ぽっこりといった「痩せない原因」が静かに減っていきます。
4-3|③ 「痩せる人・痩せない人」を明確に見極める
私は、決して「誰でも必ず痩せます」とは言いません。
もし、10回通っていただいても体重も体型もまったく変化がない場合、
「一度立ち止まりましょう」と正直にお伝えします。
それは、
- 遺伝性の強い肥満傾向
- ホルモン治療などの影響
- 生活環境的にどうしても無理がある場合
など、整体だけでは届かない領域があるからです。
そのうえで、
「ヒップサイズや姿勢、冷えや便通など、他の部分の変化をどう活かすか」
という次のステップをご提案します。
他の産後の症状や、
産後の身体全体の考え方については、
産後骨盤矯正の総合ページで詳しく解説しています。
5|お客様の声(ダイエットに関する変化)
【産後17kg増 → 妊娠前より−3kg(トータル20kg減)】
妊娠中の食べつわりで産後17キロ増加。産後骨盤矯正と同時に、先生から乳製品と小麦を控えるようにアドバイスを受けました。
最初は半信半疑でしたが、数ヶ月続けるうちに少しずつ体が軽くなり、気づけば妊娠前より3キロ少ない体重に。
それだけでなく、あれほど重かった生理痛がほとんどなくなり、出血量もかなり減りました。
「痩せること」と「内臓の働き」がこんなに繋がっているとは思いませんでした。
【産後太りが4年続いたが、ウエストラインが激変】
出産後から4年間、どんなダイエットをしてもお腹だけが戻らず諦めかけていました。
こちらで施術を受けると、「まずお腹の冷えを取ることから始めましょう」と言われ、腸腰筋と内臓まわりを重点的にケアしてもらいました。
数回目から、お腹の中がポカポカする感覚が出てきて、その後ウエストラインがスッと絞れてきました。
体重はそこまで大きく変わっていないのに、鏡に映るシルエットが全く違います。
【便秘・冷え・霜焼けが改善し、その結果として体重も減少】
毎年冬になると霜焼けができ、年中手足が冷たい体質でした。産後はさらに便秘もひどくなり、体重も増えたまま…。
腸腰筋と内臓のケア、そして乳製品を減らすようにしてから、まず霜焼けがなくなり、便通がスムーズになりました。
その後、意識していないのにジーンズが緩くなり、体重も自然に落ちていきました。
「痩せる」のではなく「体が正常に戻っていく」感覚に近いです。
まとめ|産後ダイエットは“痩せる身体をつくる”ところから始まる
あなたの身体には、まだ代謝を取り戻す力が残っています。
その力を引き出す鍵は、
- 骨盤の構造
- 内臓の位置と温度
- 腸腰筋の働き
- 「3つだけ」の食事改善
この4つの方向を正しく整えれば、
「体重が戻らない」という悩みは必ず突破できます。
本気で産後ダイエットを成功させたい方へ。
あなたの身体の“代謝スイッチ”を入れに来てください。

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