
【突発性難聴/内耳リンパ水腫】耳鳴り・低音難聴を根本ケア|産後の不調にも対応|自由が丘の整体院
突発性難聴・内耳リンパ水腫|薬だけでは届かない“めぐり”を整える整体アプローチ
はじめに ─ その耳の不調、本当に“治療は薬だけでいい”と思いますか?
突発性難聴・低音障害型感音難聴・耳鳴りは、
「ステロイド治療が唯一の正解」と語られることが多い症状です。
しかし私は、18年以上の臨床経験の中で何度も見てきました。
・顎関節を整えた瞬間に「耳が抜けた」
・首まわりを緩めただけで「音が戻ってきた」
・産後ママの低音障害が数回で改善した
こうした変化は、“薬では届かない領域”が確かに存在することを示しています。
もちろん、医療は絶対に必要です。
そして 「薬+整体」こそが最も回復率を高める…これは臨床からの確信です。
突発性難聴とは? その正体は“耳だけの病気ではない”
突発性難聴とは、
数時間〜1日以内に突然「音が聞こえづらくなる」症状です。
代表的な症状
-
低い音が特に聞こえにくい
-
耳の詰まり(こもる感じ)
-
耳鳴り(ジー・ゴー・キーン)
-
回転性めまい
-
自分の声が響く(自声強調)
病院での検査では、
-
聴力低下
-
しかし“原因は不明”
と言われることがほとんどです。
産後・育児中に難聴が急増するのはなぜか?(臨床×医学)
私は臨床経験から、
産後の難聴・低音障害型難聴は明確に理由があると考えています。
☑ ① 授乳・抱っこによる姿勢不良
首〜顎にかけて強い筋緊張 → 内耳の血流が低下
☑ ② 睡眠不足
自律神経が乱れ、内耳リンパの循環が低下
☑ ③ 産後ホルモン(エストロゲン)の急低下
体液バランスが崩れ、内耳の圧が上がりやすくなる
☑ ④ 噛みしめ・歯ぎしりの増加
顎関節の緊張 → 耳の循環をさらに悪化
体全体の機能が落ちている時期だからこそ、
内耳リンパ水腫が起こりやすいのです。
内耳リンパ水腫とは? ─ “耳の奥のむくみ”が不調を引き起こす
耳の奥(蝸牛・前庭)には、
リンパ液が循環する細い通路があります。
しかし…
-
ストレス
-
姿勢不良
-
自律神経の乱れ
などでこのリンパ液が滞ると、
内耳の圧が上昇し、音の神経が正常に働かなくなるのです。
内耳リンパ水腫の主な症状
-
低音の聞こえにくさ
-
耳鳴り
-
めまい
-
耳の詰まり
-
音が歪む
これは 耳のむくみ ともいえます。
病院の治療(ステロイド)が必要な理由
病院では以下の治療が行われます:
-
ステロイド治療
-
血流改善薬
-
高気圧酸素療法
-
安静指導
ステロイドは 炎症とむくみを抑える唯一の医療手段。
これは絶対に必要です。
しかし、ここに落とし穴があります。
薬は「流れを作ること」はできない。
流れ(血流・リンパ・筋緊張)を変えるのは“構造”です。
だからこそ、
薬+整体の2本柱 がもっとも回復率を高めます。
整体でできること|耳は触らない。なのに改善する理由
整体は耳そのものではなく、
耳へ至る“ルート”を整える施術です。
① 顎関節(TMJ)調整
顎関節のねじれは内耳周囲の血流・リンパを強く阻害します。
-
咬筋
-
外側翼突筋
-
側頭筋
これらが硬くなると 耳まわりの循環は一気に低下します。
② 首(特に上部頚椎)を整える
首の深層筋の緊張は、
-
椎骨動脈
-
内頚動脈
-
交感神経幹
を締めつけ、聞こえに影響します。
③ 自律神経のバランス回復
ストレスや不眠は内耳の循環悪化の大きな原因です。
整体により、
“過緊張モード(交感神経)”から
“回復モード(副交感神経)”へ切り替えることができます。
回復は「時間との勝負」──統計的にも明らか
突発性難聴は、
-
発症から48時間以内がもっとも回復しやすい
-
7〜10日で回復率が大きく低下
-
30日を超えると聴力は固定化しやすい
と言われています。
だからこそ、
薬だけで経過を見るよりも、
耳に届く循環を改善するアプローチを即スタートすべきです。
整体は“治す”のではなく、治る環境を作る
私たちが行うのは治療ではありません。
✔ 耳のむくみが引く“道筋”を整える
✔ 血流とリンパが流れる体をつくる
✔ 自律神経を回復モードへ導く
✔ 顎・首・肩の連動を正常に戻す
その結果として、
あなたの体が自然に耳を回復へ向かわせるのです。
よくある質問(FAQ)
Q. 整体で突発性難聴は治りますか?
A. 治療は病院の役割です。
整体は 回復を助ける環境を整えるアプローチです。
Q. どれくらいで効果を感じますか?
A. 早い方は1回、
多くは2〜5回で変化を感じ始めます。
Q. 授乳中ですが施術できますか?
A. はい、問題ありません。
産後の方はむしろ整体との相性が良いです。
Q. 医療と併用して大丈夫ですか?
A. 併用がもっとも回復率を高めます。
最後に ─ あなたの耳はまだ「回復の余力」を持っています
突発性難聴は“突然耳が壊れる病気”ではありません。
耳に届くまでの体の流れが乱れているサインです。
薬は必要。
しかし、薬だけでは“流れ”は変わりません。
整体は、
その流れを取り戻すためのもうひとつの道です。
どうかひとりで不安を抱えず、
一度ご相談ください。
あなたの体が持つ本来の力を、
もう一度取り戻すお手伝いをさせてください。

コメント