
「腸腰筋の冷え」が不妊を招く?自律神経・腸内細菌・セロトニンの深い関係
自律神経・腸内細菌・セロトニン
——なぜ「腸腰筋の冷え」の放置が不妊のリスクになるのか
目次
1. 腸は「セロトニン」の工場。冷えは生産をストップさせる
幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」。実はその約90%は脳ではなく「腸」で作られています。そして、このセロトニンを合成しているのが腸内細菌たちです。
【負の連鎖のメカニズム】
- 腸腰筋の冷え: 腸のすぐ隣にある筋肉が冷え、腸の温度が下がる。
- 腸内細菌の活動低下: 細菌は温度に敏感。冷えると善玉菌が働けなくなる。
- セロトニン不足: 原料が作れず、脳へ送られるホルモンが激減する。
セロトニンが不足すると自律神経は「緊張モード(交感神経優位)」に固定されます。これが、以前お伝えした脳の過緊張や寝違え、そして不妊の大きな要因となるのです。
2. なぜ「脳の緊張」が不妊を招くのか
脳が緊張モードにあるとき、体は「今は生命の危機だ(戦うか逃げるか)」と判断します。すると、生命維持に直接関係のない「生殖(妊娠)」の優先順位を後回しにしてしまいます。
- ✅ 血管の収縮: 子宮や卵巣への血流がカットされ、エネルギーが筋肉へ回る。
- ✅ 排卵リズムの狂い: 脳(視床下部)からの指令が乱れ、ホルモンバランスが崩れる。
- ✅ 着床の拒絶: 免疫系が過敏になり、受精卵を「異物」とみなしてしまうリスク。
つまり、腸腰筋が冷えていることは、物理的な血流の問題だけでなく、脳を「妊娠拒否モード」にさせていることと同義なのです。
「構造・温度・生化学」の三位一体ケア
当院がただ揉むだけの整体を行わない理由が、ここにあります。不妊という悩みを解決するには、以下の3つのアプローチが不可欠です。
① 物理的ケア: 腸腰筋の癒着を剥がし、腸が動けるスペースを作る。
② 温度のケア: 内部から温め、腸内細菌(セロトニン工場)を再起動させる。
③ 知識のケア: 小麦や砂糖など、腸内環境を荒らす食事を控え、自律神経を整える。

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