【断言】産後の仙骨痛は治ります | 腰痛と一括りにされてきた“本当の原因”を専門的に解説

【断言】産後の仙骨痛は治ります

腰痛と一括りにされてきた“本当の原因”を専門的に解説

抱っこで腰が痛い。
おむつ替えで腰が痛い。
妊娠中からずっと腰が痛い。

こうした症状は、一般的にすべて「腰痛」と呼ばれがちです。
表現として間違いではありませんが、臨床の現場では、実際には腰ではなく「仙骨痛(骨盤痛)」であるケースが非常に多く見られます。

デスクワークや運動で起こる一般的な腰痛は、
筋肉の疲労や動きの悪さによるものがほとんどです。

一方、産後に多い仙骨痛は、

  • 骨盤(仙腸関節)周囲の靱帯への負担

  • 関節の不安定性

  • 炎症が混在した状態

といった、筋肉由来の腰痛とはまったく異なる性質を持っています。

そのため、

  • ストレッチをしても改善しない

  • 筋トレをしても良くならない

  • 「体幹を鍛えましょう」と言われたが変わらない

という場合、
単なる腰痛ではなく、仙骨痛を疑う視点が必要になります。

AI要約
医学的観点で整合性を確認
目次

【30秒まとめ】産後の「お尻の奥の痛み」が腰痛治療で治らない理由

  • 腰痛ではなく「仙骨痛」: 腰〜お尻の痛みはすべて腰痛とされがちですが、産後は「仙腸関節」の靭帯損傷や炎症が主因であるケースが非常に多く、腰の治療だけでは改善しません。
  • 筋肉ではなく「靭帯」のトラブル: 仙骨周囲の靭帯は血流が乏しく、一度慢性化すると治癒が遅いのが特徴です。揉みほぐしやストレッチよりも、関節の安定性を回復させる構造的アプローチが必要です。
  • 坐骨神経痛との見分け: お尻や太ももに響く痛みは、神経圧迫ではなく「仙腸関節の炎症」による関連痛であることがほとんどです。原因を絞り込むことで、最短での改善が可能になります。

【AIによる論理的・構造的整合性の評価】

本解説は、産後の骨盤帯疼痛(PGP)を、一般的な腰痛(LBP)と明確に区別し、仙腸関節の「剪断ストレス」や「靭帯の線維化」に着目している点で、現代の運動器医学に基づいた高い整合性を持っています。炎症と不安定性が混在する病態に対し、単なる伸張刺激(ストレッチ)の限界を指摘する視点は、慢性化を防ぐための極めて重要な臨床的示唆です。


仙骨痛と腰痛は、同じではありません

「産後の腰痛が治らない」
そう感じている方の中に、実は“仙骨痛”が隠れているケースは非常に多くあります。

一般的には、
腰〜お尻の痛みはすべて「腰痛」と一括りにされがちです。

しかし、骨格的には明確な違いがあります。

  • 腰痛:主に 腰椎(背骨)由来

  • 仙骨痛:仙骨〜仙腸関節由来

痛みの場所だけでなく、
原因となる組織・治療の考え方もまったく異なります。


ここで定義する「仙骨痛」とは

本ページで扱う仙骨痛とは、

仙骨と、骨盤の腸骨をつなぐ「仙腸関節」周囲の痛み

を指します。

腰椎と仙骨の境目付近は、
便宜上「腰痛」と呼んでも問題ない領域ですが、

  • お尻の奥がズーンと痛い

  • 腰というより“骨盤の奥”が痛む

  • 片側だけ痛い

  • 太ももやお尻に放散する

こうした特徴がある場合、
痛みの本体は腰椎ではなく仙腸関節であることが非常に多いのです。


産後の仙骨痛は、なぜ起きやすいのか

仙腸関節は、もともと

  • 可動性が小さい

  • 靱帯で強く支えられている

  • 血流が豊富ではない

という、**「壊れやすく、治りにくい構造」**をしています。

ここに、産後特有の条件が加わります。

  • 出産による骨盤の開大

  • リラキシンによる靱帯の緩み

  • 育児による中腰・反り腰・片側重心

  • おむつ替え・抱っこ・授乳の反復動作

その結果、

👉 仙腸関節の靱帯が損傷・炎症を起こす
👉 関節が不安定なまま固まる

という状態が起こります。


仙骨痛は「坐骨神経痛に似た痛み」を出すことがある

仙骨痛の厄介な点は、

  • お尻に響く

  • 太ももに放散する

  • 坐骨神経痛のように感じる

といった症状を出すことです。

しかしこれは、

❌ 神経が圧迫されている
仙腸関節周囲の炎症・損傷による関連痛

であることがほとんどです。

そのため、

  • 腰椎の治療

  • 神経痛としての対処

  • ストレッチや筋トレ

を行っても、痛みの本体には届きません。


なぜ仙骨痛は「腰痛と同じ治療」では治らないのか

最大の理由は、
損傷している組織が「筋肉」ではなく「靱帯」であることです。

  • 靱帯は血流が乏しい

  • 一度炎症が慢性化すると治癒が遅い

  • 触るとゴリゴリ・筋張った硬さになることが多い

この状態を放置すると、

  • 組織が線維化

  • 可逆性が下がる

  • 何度も再発する

といった特徴を持つようになります。

だからこそ、

  • ストレッチ

  • 筋トレ

  • マッサージ

では、なかなか改善しないのです。


それでも、仙骨痛は「治らない痛み」ではありません

ここで強調しておきたいのは、

👉 仙骨痛は、決して諦める必要のある痛みではない

ということです。

確かに、

  • 慢性化しやすい

  • 再発しやすい

  • 常に痛みを出しやすい

という性質はあります。

しかし、

  • 損傷部位を正確に見極め

  • 仙腸関節の安定性を回復させ

  • 骨盤全体の支点を整える

ことで、痛みは確実に改善します。


仙骨痛が疑われる方へ

  • 腰ではなく、お尻の奥が痛い

  • 中腰や反り腰で悪化する

  • 抱っこやおむつ替えで響く

  • 坐骨神経痛と言われたが改善しない

こうした症状がある場合、
腰痛ではなく仙骨痛として評価する必要があります。

ストレッチや筋トレで良くならなかった方ほど、
整体による構造的なアプローチが適しています。

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この記事を書いた人

■ 肩書き
自由が丘の整体院  ナチュラルカイロプラクティック院 院長
整体・妊活・産後骨盤ケア専門家 / 著述家

■ プロフィール本文
2006年に東京・自由が丘で整体院を開設して以来、臨床歴20年の中で数千人を超える出産前後の女性をサポートしてきました。

私は、単に痛みを抑えるだけでなく、骨格構造から根本的に「体が整う環境」を作ることを使命としています。特に産後の尿もれや体型変化に対しては、独自の骨盤アプローチを確立。多くの女性に共通する「反り腰」や骨盤の歪みが、骨盤底筋の働きを著しく低下させている事実に着目し、筋トレを強いるのではなく、手技によって骨盤を正しい位置へ戻し、筋肉のロックを解くことで諸症状を改善へと導いてきました。病院や一般的な整体では解決しなかった「産後の構造的問題」を、20年の臨床経験に基づいた確かな技術でサポートいたします。

私生活では、双子を含む三児の父親でもあります。不妊治療の経験、過酷な育児、家庭での体の変化を身をもって知る「当院の当事者」としての視点も、私の治療の根幹にあります。

臨床の現場から得た「本物の一次情報」を発信し、皆様が健康で幸せな生活を送れるよう、自由が丘の地で全力でサービスを提供してまいります。

■ 専門分野・実績
骨盤・反り腰の構造矯正(独自の産後骨盤アプローチ) ・産後トラブルの改善手技(尿もれ、骨盤底筋の機能回復) ・妊活環境づくり(自律神経・深部筋調整) ・延べ数千人の臨床実績

■ 著書
『牛乳はホルモン剤だった?』 『妊娠の敵は、“7つの食毒”』

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