
産後の便漏れ・便失禁に──ひとりで悩まないで。骨盤底筋から立て直すという選択肢

産後の便漏れ・便失禁 / 自由が丘・臨床20年 院長 小松泰範
産後の便漏れ。
ひとりで、悩んでいませんか。
力を入れた拍子に。くしゃみで。急にきた便意に間に合わず——。誰にも言えないまま、抱えていませんか。
出産のあと、便やガスを思うようにコントロールできなくなる。これは、あなたの心がけの問題ではありません。出産で、便を支えていた骨盤底筋や肛門まわりの筋肉が、ダメージを受けたから。とてもデリケートで、人に相談しづらい悩みだからこそ——正直に、お話しします。
すべての方が解決できるわけではありません。でも、骨盤底筋を整えていくなかで、「ずいぶん楽になった」とおっしゃる方を、私は20年のあいだ、何人も見てきました。あきらめる前に、知っておいてほしいことがあります。
Whyなぜ、産後に便漏れが起こるのか
便を漏らさずに我慢できるのは、肛門を締める筋肉(肛門括約筋)と、その土台になる骨盤底筋が、しっかり働いているからです。ところが出産では、この大切な筋肉が、大きく引き伸ばされたり、傷ついたりします。
特に、赤ちゃんが大きかった、お産に時間がかかった、会陰が切れた・切開した——そうした場合、筋肉や、それを動かす神経が、ダメージを受けやすくなります。その結果、便やガスを締めておく力が落ちて、ふいに漏れてしまう。これが、産後の便漏れの正体です。あなたのせいではなく、出産という大仕事の、体への負担の表れなのです。
※神経が大きく傷ついている場合など、原因によっては、手技でできることが限られることもあります。そこは、正直にお伝えします。また、出血を伴う、強い痛みがある、症状が重いといった場合は、まず肛門科・婦人科などの受診をおすすめします。
Worry「このまま、ずっとなのかな」という不安
便漏れは、ただ不便なだけではありません。外出が怖くなる。運動をためらう。誰にも言えず、ひとりで気に病んでしまう。肌がかぶれて、つらい思いをすることもあります。生活の質そのものが、静かに削られていきます。
でも——「産後だから仕方ない」「もう歳だから」と、あきらめてしまう必要はありません。骨盤底筋も肛門まわりの筋肉も、筋肉です。年齢や、産後どれくらい経ったかにかかわらず、働きを取り戻していく余地はあります。「もう何年も経っているから」と思っている方こそ、知ってほしいことです。
Approach骨盤底筋から、土台を立て直す
便を締める力を取り戻すには、肛門まわりの筋肉だけでなく、その土台である骨盤底筋が、きちんと働ける状態であることが大切です。でも、出産で骨盤が開いたり歪んだりしたままだと、いくら締める運動をしても、なかなか力が入りません。続けても変わらず、自分を責めてしまう方を、私は何人も見てきました。
私が2007年に組み立てた「骨盤底筋矯正」は、まず骨盤全体の傾きや開きを整え、骨盤底筋が本来の働きを取り戻しやすい状態に導く手技です。薬や手術ではありません。
※当院の施術は医療行為ではなく、特定の疾患の治療や治癒を目的・保証するものではありません。体の機能や姿勢を整えるための整体施術です。症状が強い場合・続く場合は、医療機関を受診してください。
Voicesいただいた体験談
「外出のたびに気にしていたのが、ずいぶん楽になった気がします」
「もう治らないと思っていたので、変化を感じられて、気持ちが軽くなりました」
※個人の感想であり、感じ方・変化には個人差があります。すべての方に同じ結果をお約束するものではありません。
FAQよくある質問
Q. 産後どれくらい経っていても、間に合いますか?
Q. 恥ずかしくて、相談しづらいのですが…
Q. 必ず良くなりますか?
Finallyひとりで、抱えないでください
便漏れは、骨盤底筋の衰えから起こる悩みの一つです。ほかにも気になる症状があれば、こちらもご覧ください。
・骨盤底筋の衰え全般について → 骨盤底筋の衰えと【骨盤底筋矯正】
・尿もれ → 尿もれを、整体に相談?
・お湯もれ → 【お湯もれ】産後のお湯漏れとは?
骨盤底筋への手技は、当院の産後骨盤矯正コースのなかで行っています。
ナチュラルカイロプラクティック院 院長 小松泰範
