コラム
2020年11月27日
おしゃぶりと歯列の関係。
コロナウイルスが蔓延してきました。
もはや誰も回避できない様相を呈してきています。
マスクをしてくれない赤ちゃんはどうすればよいのか?
そこで、今回は赤ちゃんのおしゃぶりについて書いていきます。
え! コロナウイルスにおしゃぶりが効果あるの?
残念ながら NO. です
感染力が強すぎです。
ただ、今回は一般的な話になりますが
細菌やウィルスの体内への侵入は、
口呼吸より鼻呼吸の方がよいのです。
鼻毛が発達してきたのはまさに体内に異物が混入しないように進化したのです。
おしゃぶりの本当の効果は鼻呼吸をうながすためです。
日本では、おしゃぶりを使うと歯並びが悪くなる!
海外では、おしゃぶりを使うと歯並びが良くなる!
どちらを信じればよいのでしょうか?
歯並びが悪くなる原因の一つ
顎のサイズ
日本人の食生活が影響しています。
ともかく、やわらかい食べ物が多いです。
白米・パン・肉
おいしいものほどやわらかい。
これでは顎は発達できません。
顎は固いものを噛むことによって大きくなるのです。
小顔になりたければ
健康を度外視して顎を小さくすることもできます。
おしゃぶりとは顎を大きくするためのツールであると考えるのが日本を除く先進国です。
主に上顎骨に大きく関係しています。
おしゃぶりは鼻呼吸を促すので、副鼻腔を発達させ上顎骨が大きくなると考えられています。
顎のサイズが大きければ歯列が綺麗になることが多いのです。
日本では
おしゃぶりが原因で「出っ歯になる」といわれることがあります。
先天性の出っ歯でもない限り
おしゃぶり出っ歯にはならないと思いますが
指しゃぶりで出っ歯になると考えているひとは多くいます。
私の考える結論
一歳から一歳半位で、おしゃぶりを卒業するのが良いのではないかと思います。
指しゃぶりは5歳児でもやめられなことがありますが、おしゃぶりは捨てれば終わりです。
自由が丘で10年以上整体院を経営して「産後骨盤矯正」を通じて数千人のママと赤ちゃんを見てきた経験からコラムです。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
ナチュラルカイロプラクティック院
院長 小松泰範
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