
移植前に必須! 妊活骨盤矯正をしないと後悔する理由
移植前に必須! 骨盤矯正をしないと後悔する理由
いよいよ胚移植。
ここまで検査や投薬、採卵を乗り越えてきたあなたに――最後の仕上げとしてぜひ伝えたいことがあります。
それが 「移植前日の骨盤矯正」。
なぜ“必須”と言い切るのか? 臨床で数千人を触れてきた私の経験と、生理学的な理由を交えてお話しします。
なぜ移植“前日”なのか?
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血流と体温を、その場で底上げできる
深部の筋緊張が抜けると骨盤内血流が上がり、子宮・卵巣に酸素と栄養が届きやすくなります。 -
交感神経優位をリセット
施術で副交感神経が働きやすくなり、腸の動き・末梢循環・睡眠の質が改善。翌日のコンディションづくりに直結します。 -
“冷え”と“内臓の張り”を即時に軽減
触れると分かるお腹の硬さ・冷たさがやわらぎ、着床の舞台裏(環境)が整います。
結果として、「明日の一回」を悔いなく迎えるための最短ルートになります。
よくある体のサイン(妊娠しづらい方に共通)
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お腹が冷えている
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胃腸が硬く張っている/動きが弱い
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腸腰筋・大腰筋など深部の筋肉がガチガチ
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ガスでお腹が張りやすい
これらが改善すると、妊娠につながるケースが明らかに増える――臨床で何度も見てきました。
改善のカギは「腸と骨盤筋」
子宮や卵巣は、胃腸のように自分でよく動いて「熱」を生み出す臓器ではありません。
だからこそ、周りの筋肉(腸腰筋・骨盤底筋)や胃腸の代謝熱・血流に強く依存しています。
骨盤が硬く冷えているほど、卵子・子宮のパフォーマンスは落ちるのです。
ここからは専門的な解説
1)冷えと骨盤内血流
骨盤筋の過緊張は動静脈の機械的圧迫と交感神経優位を招き、子宮内膜・卵巣への灌流低下を起こします。
酸素分圧と栄養供給の不足は、卵胞発育・黄体機能・着床能を損ねる要因に。
2)腸管炎症と内臓緊張
小麦グルテンや酸化油脂は腸粘膜バリアを弱め、**慢性炎症(透過性亢進)**を惹起。
持続炎症は腸壁の張力上昇と線維化傾向を生み、隣接する腸腰筋の反射緊張→骨盤硬化へ。
腹部マニピュレーションや骨盤矯正は、張力の緩和と自律神経調整を介して環境を整えます。
3)乳製品由来のCa・P過剰と組織硬化(仮説)
リン・カルシウムのアンバランスは微小石灰化を促しうるため、炎症組織では柔軟性が低下。
腸管・靭帯の“物理的な硬さ”として触知される可能性があります。
4)腸内ガスと骨盤内圧迫
ディスバイオーシスや消化不良に伴うガス膨張は、子宮・卵巣への圧排→局所血流低下を誘発。
同時に腹圧上昇で静脈うっ滞・冷えを助長します。
5)骨盤筋の“熱供給”モデル
腸腰筋・大腰筋・骨盤底筋群の代謝熱が、受け身の臓器である子宮・卵巣の適温維持に寄与。
筋の柔軟性と血流が良いほど、卵子ミトコンドリア機能・内膜環境が安定しやすい。
総合すると、骨盤矯正は「筋骨格の調整」にとどまらず、
腸管炎症・血流動態・体温調節・自律神経・代謝を横断的に整える介入です。
食事の見直しも“同時進行”で
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小麦・植物油を控える(腸粘膜の炎症リスクと酸化ストレスを下げる)
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乳製品を控える(Ca・Pバランスと粘膜反応性の是正)
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腸内ガス対策(よく噛む/発酵食品や食物繊維は個人差に合わせて)
食の修正+骨盤矯正+腹部ケアのトリプル併用は、臨床での体感変化が早い組み合わせです。
🕊まとめ
子宮と卵巣は、周りからの“あたため”と“血流”に支えられている臓器です。
お腹が冷えて固いままだと、せっかくの移植を100%の状態で受け止められないことがあります。
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前日に骨盤まわりをゆるめる
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腸をふわっと柔らかくする
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ぐっすり眠って、あたたかい体で当日を迎える
この3つで、あなたの明日は変えられます。
「できることは全部やりたい」――そう思う方に、移植前日の骨盤矯正を強くおすすめします。
注意:本記事は医療行為の代替を意図するものではありません。
病院での治療方針は主治医と相談のうえ、当院のケアは補完的にご利用ください。
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