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2023年4月12日

腰痛・頭痛・肩コリ・ひざ痛で鎮痛薬の服用を卒業しませんか?

解熱鎮痛剤は、一時的に痛みを和らげるための対処療法であり、根本的な治療法ではありません。

そのため、常用は避けるべきです。代わりに、根本的な原因を解決する治療法に目を向けることをおすすめします。

 

私がこのように考えるようになったのは、ある患者さんとの出会いがきっかけでした。彼女は10年以上、一日に1回もしくは2回、頭痛薬を使用していました。私は整体師として、薬に頼らず自己治癒力を高めることが最善の治療法だと考えています。しかし、彼女は「薬は身体に良いもの」だと信じ、毎日服用することに問題がないと言っていました。まるで、サプリメント服用するように…。

 

このような考え方は、薬に頼り続けることによって、慢性的な健康問題が悪化する可能性があることを考慮していない。

そのため、薬を常用する前には、その副作用やリスクを理解し、根本的な治療法を探すことが重要です。

 

解熱鎮痛剤の効果は

 

使用する薬剤や個人差によって異なります。代表的な解熱鎮痛剤であるアセトアミノフェン(パラセタモール)やイブプロフェンの解熱効果について、以下に概要を示します。

・アセトアミノフェン(パラセタモール):解熱作用があり、発熱を抑える効果があります。一般的な用量で、30分から1時間程度で効果が現れ、2〜3時間程度続きます。

・イブプロフェン:アセトアミノフェンと同様に解熱作用があり、発熱を抑える効果があります。一般的な用量で、30分から1時間程度で効果が現れ、4〜6時間程度続きます。

ただし、これらの効果は個人差があり、一般的な目安となっています。また、薬の効果を高めるためには、正しい使用方法や適切な量を守ることが重要です。過剰摂取や誤った使用方法は、逆に健康に悪影響を及ぼすことがあります。使用する前に、医師や薬剤師に相談することが大切です。

 

解熱鎮痛剤の副作用は?

 

解熱鎮痛剤にはいくつかの種類があり、それぞれに異なる副作用があります。代表的な解熱鎮痛剤であるアセトアミノフェン(パラセタモール)やイブプロフェンの副作用を以下に示します。

 

・アセトアミノフェン(パラセタモール)の副作用

1.肝機能障害長期間大量摂取した場合やアルコールと併用すると、肝機能障害を引き起こすことがある。

2.過剰摂取による中毒1回の過剰摂取で肝臓を損傷し、重篤な場合には死に至ることがある。

3.アレルギー反応アセトアミノフェンに対するアレルギー反応を起こすことがある。

 

・イブプロフェンの副作用

1.消化器系障害:胃潰瘍や出血、腎臓障害を引き起こすことがある。

2.アレルギー反応:イブプロフェンに対するアレルギー反応を起こすことがある。

3.喘息の悪化:喘息を持っている人には、喘息の症状が悪化することがある。

 

これらの副作用は、薬の使用方法や使用量によって異なります。解熱鎮痛剤を使用する際には、医師の指示に従い正しい使用方法を確認することが重要です。また、副作用が発生した場合には、早めに医師に相談することが大切です。

 

そして、私が懸念する解熱作用の恐怖!?

「私は、あなたの適正体温を下げ続けることに懸念を抱いています」

解熱剤がどの程度体温を低下するのか私は知りませんが

 

一般的な低体温のリスクには以下のようなものがあります。

 

代謝低下:低体温は代謝が低下し、身体が正常に機能しなくなります。身体が十分に温まらないと、エネルギーの消費が少なくなります。そのため、体重増加、便秘、疲労感、うつ病などの問題を引き起こす可能性があります。

 

免疫機能低下:低体温は免疫機能を低下させ、感染症にかかりやすくなります。体温が低いと、白血球の働きが弱くなり、細菌やウイルスなどの病原体が身体に侵入しやすくなります。

 

心臓血管系の問題:低体温は、血管を収縮させ、血液循環を悪化させます。これにより、心臓発作、脳卒中、心不全などのリスクが高まります。

 

低血糖:低体温が続くと、血糖値が低下し、低血糖症状が現れる可能性があります。低血糖症状には、めまい、ふらつき、倦怠感、食欲不振、頭痛、吐き気、発汗などがあります。

 

これらのリスクを含みながら薬を常用し続ける今の医療体制には問題があると考えています。

ですから、「腰痛・頭痛・肩コリ・ひざ痛で鎮痛薬の服用を卒業しませんか?」と訴えたいのです。

整体ですべてが解決できるわけではありませんが、あなたの一助になれば幸いです。

 

ナチュラルカイロプラクティック院

院長 小松泰範

 

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