
肩こり・頭痛に良く効く整体「人はなぜ肩がこるのか?」
人類が二足歩行をして以来、姿勢を保つ為に常に背筋を使わなければ、ならなくなりました。
特に近年は運動不足、筋力の低下などで正しい姿勢を保持できなくなり、頭が重心より前方に位置することが多くなり、頭を支える為の筋肉(僧坊筋など)を極度に疲労させ痛みや不快感を感じるようになりまた。
一般的な肩こり
レントゲンやMRIなどで検査しても特に異常が見られない筋肉性の痛みです。
肩こりとは、そもそも肩や首の筋肉が極度に緊張、疲労することにより、筋肉内にトリガーポイント(痛み発生させるコリ)が発生して痛みを引き起こします。
では、なぜ肩が痛くなるのでしょうか?原因は「ブラジキニン」と言われています。
多くは運動不足により筋力が低下しているところにデスクワークや家事など、長時間背筋に負担をかけ続け筋肉が硬くなり(コリなど)血行不良により、筋肉内に「ブラジキニン」と呼ばれる発痛物質が生まれ神経を刺激し痛くなるのです。
血行が悪いと代謝が悪くなり筋肉内の酸素が不足、酸素欠乏状態で筋肉に負担をかけると乳酸が発生します。この乳酸がブラジキニンを産生させる原因物質になっているのです。
一般的な頭痛

【緊張性頭痛(頭が重い、ギューっと痛いなど)】
レントゲンやMRIなどで検査しても特に異常が見られない筋肉性の痛みです。
後頭部・目の奥・頭頂部・側頭部などに痛みを感じ、ストレスやデスクワークなど、姿勢不良による「精神的・身体的ストレス」で首や肩の血流が阻害され、肩こりや首、頭部などにできるトリガーポイント(痛み発生させるコリ)が活性化して、頭部に痛みを飛ばします。
【片頭痛(血管性頭痛‥ズキンズキンと痛い)】
レントゲンやMRIなどで検査しても特に異常が見られない血管性の痛みです。
側頭部に多く、気温差・ストレス・食物などが原因で急に血管が拡張して血管を取り巻く神経が刺激され、心臓の拍動とともにズキンズキンと痛みます。
五十肩・四十肩
一般的に徐々に肩の痛みがおこり、だるい・重いといった症状~はげしく痛み肩がほとんど動かなくなるものまでさまざまで、40~50才位に多く1~2年で自然と治癒します。
原因は、肩の筋肉や腱を使いすぎたり、長期間の不動により組織変化を起こし肩のさまざまな組織に炎症がおこり関節が癒着し動かなくなります。
肩こり・頭痛・五十肩の
症状を予防する

ストレス・冷え・痛みがあると交感神経(自律神経系)が興奮し、抹消血管が収縮して血流障害を起こし、痛みの悪循環が発生してさまざまな症状の慢性化を引き起こします。
※一旦、慢性化の症状が出はじめるとなかなか良くならないのは痛みの悪循環、長時間同一姿勢、運動不足、ストレス過多、姿勢不良、骨盤や背骨の歪み、身体が硬いなどの体質などが原因のことが多く、予防するには原因をなくしていくことが最も重要です。
【予防1】 生活習慣を変える
・ 軽い運動を生活に取り入れる。
・ 正しい姿勢を身に付ける。
・ 定期的にストレスを発散する。
【予防2】 プロに任せる
・ コリ刺激し血行をよくする。
・ 正しい姿勢を指導してもらう。
・ 体の歪みを治してもらう。
・ 定期的に体のメンテナンスをする。
肩こり、頭痛は時に重篤な
疾患を
要していること
があります
【危険な頭痛】
・ 今まで経験したことのない頭痛
・ 吐き気をともなう頭痛
【危険な肩こり】
・ 突然肩がこる
・ 動悸や息切れをともなう
・ せきやたん、息が苦しい
・ 手足のしびれが日増しに強くなる
など、心当たりがあれば病院に行くことをおすすめします。