整体で【脊柱側弯症】のケアの考え方

脊柱側弯症を示す脊椎のイラスト

脊柱側弯症(Scoliosis)

  • 脊柱側弯症は、脊椎が側方に曲がる状態を指します。通常、健康な脊椎は前から見るとまっすぐであるべきですが、脊柱側弯症の場合、脊椎がSまたはCの形に曲がってしまいます。
  • 脊柱側弯症は通常、背中の異常な形状や姿勢をもたらします。これは、体のバランスや外観に影響を及ぼします。脊柱側弯症はさまざまな原因で発生する可能性があり、成長期の子供から成人まで影響を及ぼします。
目次

脊柱側弯症の原因:背骨の奇形または生活習慣や歪みが原因

Q:脊柱側弯症は骨の奇形なのですか?

A:はい、脊柱側弯症は骨の奇形の一つです。具体的には、脊柱側弯症では背骨(脊椎)が側方に曲がるため、骨の奇形が生じています。この曲がりにより、背中がSまたはCの形状を持つことがあり、背骨の形状が通常と異なるため、奇形と呼ばれます。脊柱側弯症は主に背骨に関連する骨の奇形ですが、その原因は様々で、先天的な要因や遺伝的な要因、筋肉の不均衡、成長期の影響などが関与することがあります。治療や管理には、個別の症例に合わせたアプローチが必要です。

Q:脊柱側弯症は治らないのですか?

A:奇形が原因の場合は完全には難しいです。しかし、背骨の変形が進行するのはあくまで成長期になりますので早期発見である程度進行を管理していくことはできます。

Q:生活習慣が原因の脊柱側弯症は何ですか?

A:厳密には脊柱側弯症ではないのですが、見た目の歪みや症状は軽度の脊柱側弯症によく似ています。

奇形が原因の場合

デメリット 説明
背骨の奇形による症状 背中にS字状の曲がりが生じ、痛みや不快感があることがある。
先天的な要因や遺伝的な要因 個人のコントロールの外にあり、予防が難しい。
生活習慣や姿勢の問題との関連性 生活習慣や姿勢の問題が原因ではないため、改善が難しいことがある。

生活習慣が原因の場合

デメリット 説明
姿勢の歪みによる症状 長時間の不適切な姿勢や生活習慣により、背中にS字状の曲がりが生じ、痛みや不快感があることがある。
生活習慣に関連した問題 不適切な座り方、立ち方、重いバッグの持ち方、運動不足などが原因となる。
姿勢や生活習慣の改善が可能である場合 生活習慣や姿勢の改善により、症状を緩和する可能性がある。

整体で脊柱側弯症をケアする場合はアプローチが違います。

奇形が原因と生活習慣が原因の脊柱側弯症に対する整体アプローチを表にまとめます。

奇形が原因の場合 生活習慣が原因の場合
症状の軽減と管理 背骨の曲がりに対する症状管理を主要な目標とする。 症状の軽減とともに、姿勢と生活習慣の改善も重要。
姿勢のサポート 背骨の奇形に合わせた姿勢サポートを提供。 正しい姿勢を教え、不適切な習慣の修正を支援。
痛み管理 痛みの軽減を目指す。 痛みの軽減と姿勢の改善を両立させるアプローチ。
日常生活のアドバイス 特に生活習慣による症状に対するアドバイスは限定的。 不適切な生活習慣の改善や予防策の指導が重要。
姿勢の改善 限られた範囲で姿勢の改善を試みる。 姿勢の改善が主要なアプローチの一部。
筋肉のバランス調整 筋肉のバランス調整を試みるが、限定的。 不適切な筋肉の強化または弱体化に対処し、バランスを取り戻す。
生活習慣の改善 生活習慣に関するアドバイスが限定的。 生活習慣の改善が主要なアプローチの一部。
予防策の指導 特に予防策に関する指導は限定的。 再発予防策に重点を置き、健康な姿勢の維持をサポート。

整体はQOL(生活の質の向上)を目指します。

整体では完治を目指すよりは、あなたの生活を豊かにすることが一番の目的です。側弯症は放置すると筋肉のアンバランス、関節の可動不全、痛みやさまざま不快症状が現在から未来にかけてあなたに生活に関わってきます。そのような、さまざま症状をサポートできるのが整体の良いところです。

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