
不妊に整体は効くのか|エビデンスで考え、整体の手で応える「第三の道」|自由が丘の妊活骨盤矯正

妊活骨盤矯正 / 自由が丘・2006年開業 / 院長 小松泰範
不妊に、整体は効くのか。
データを探していらしたのだと思います。論文を、エビデンスを。それは、正しいことです。でも——一つだけ、聞かせてください。これまで、誰か、あなたのお腹に手を当てて、あなたの体について話してくれた人は、いましたか。
Evidence & Reality不妊に対する整体・骨盤矯正の効果とエビデンス(科学的根拠)について
正直に、最初にお伝えします。整体が不妊に効くという、確かなエビデンスはありません。整体は国家資格を要しない民間療法で、妊活との因果を証明した研究は乏しい。「整体で妊娠する」とは、口が裂けても申しません。
でも——「だから整体は無意味だ」とも、私は思っていません。ここに、もう一つの見方があります。
不妊に向き合うとき、選択肢は二つだと思われています。病院(西洋医学)か、鍼灸(東洋医学)か。私が立っているのは、そのどちらでもない、第三の場所です。私は医者ではない。だから病気は診ません。鍼灸師でもない。だからツボも打ちません。
私がするのは——西洋医学が積み重ねてきたエビデンスを、整体の視点で読み解き、手で応えること。医者の言葉で考え、整体の手で答える。それが、私の20年です。論文を否定するのでも、論文を騙るのでもなく、論文を読んだ上で、手で何ができるかを考える。
このページでは、その「考え方」を、事実と、私の解釈とを、はっきり分けてお話しします。
The Gap一般的な温活(ストレッチ・食事)と、当院が考える「冷え」へのアプローチの違い
体の冷えは、妊活によくない。これは、私だけが言っていることではありません。婦人科の先生も、雑誌も、口を揃えて「温活が大事」と言います。冷えると子宮や卵巣の血流が落ちる、と。その通りだと思います。
でも、考えてみてください。「温活が大事」と言ったあと、あなたは何を渡されましたか。白湯を、腹巻きを、生姜を、運動を、ストレッチを。——どれも正しい。でも、全部、あなたが自分でやることです。「冷えを取りましょう」と言いながら、その「どうやって」は、あなたに丸投げされている。
そして、それでも温まらなかったとき。今度は「続けられない自分のせいだ」と思わされていく。「温活が大事」という正論は、いつのまにか、あなたを責める言葉に変わっていく。——私がしたいのは、その逆です。
The Direct Method手技で深部の筋肉(腸腰筋)にはたらきかける「妊活骨盤矯正」とは
抽象的な話を、もう一つ増やすつもりはありません。「冷えを取りましょう」と、私は言いません。
骨盤の奥には、腸腰筋という大きな深部の筋肉があります。長く座る生活や運動不足で、ここが硬く縮こまり、冷えている方は少なくありません。私がするのは、あなたのお腹に手を当て、その冷えて動きを失った深部に、手で直接はたらきかけること。滞った流れを促し、固まった場所を動かす。「温めなさい」と指示するのではなく、私が、手で、温める。
施術のあと、多くの方が「お腹がポカポカする」とおっしゃいます。子宮は、自分では熱を生み出せない臓器です。周りの血流に温められている。冷えているより、温かいほうがいい——それは、誰が考えてもそうでしょう。私が確かに言えるのは、それだけです。
結果(妊娠)を、お約束はできません。でも、冷えた体を温めること、その行為そのものは、私が確実にやります。これが、当院の妊活骨盤矯正です。
Your Body Tells施術後の「お腹のポカポカ感」で分かる、体質と必要な期間・タイミングの目安
この「ポカポカ」には、もう一つ大切な役割があります。あなたの体が今どういう状態かを、教えてくれるのです。
私が手で触れて、張りも冷えもない。ご本人も特にポカポカを感じない。——この場合は、コンディションが良いということ。慌てる必要はありません。一度の施術ではっきりポカポカを実感する方は、体に反応する力がある証拠で、一回でも変化につながることがあります。
いちばん気をつけたいのは、その逆です。私が触れると、お腹は張り、動きが悪く、はっきり冷えている。なのに、ご本人にはその自覚がなく、施術してもすぐにはポカポカと反応してこない。——体が固まりきって、温まる反応すら出てこないほど、根が深い状態です。こうした方は、整うまでに最低でも3か月ほどかかります。
大事なのは——ご本人の感覚だけでは、この二つは見分けがつかないこと。「私は冷えていない」と思っている方が、いちばん深く冷えていることがある。手で触れて、初めて分かる。
だからこそ、妊活骨盤矯正のタイミングは、移植や採卵の直前に駆け込むのではなく、できれば早めに。前日の仕上げが効くのは、もともと反応する力のある体です。固まった体は、前日では間に合いません。予定が決まったら、早めに一度、状態を確かめておいてください。
The Soil卵巣の血流と卵をめぐる研究を、整体の視点でどう読み解くか
はっきりお伝えします。卵そのものの質は、年齢や、卵がもともと持つ性質で決まる部分が大きい。整体では変えられません。「整体で卵が良くなる」とは、申しません。
【医学が確かめた事実】
採卵の日、卵巣の血流が豊かな卵胞ほど、状態のよい卵を育てる傾向がある——という研究があります(※)。血流と温度は、卵が育つ「環境」に関わっている、ということです。ここまでは、事実です。
採卵の日、卵巣の血流が豊かな卵胞ほど、状態のよい卵を育てる傾向がある——という研究があります(※)。血流と温度は、卵が育つ「環境」に関わっている、ということです。ここまでは、事実です。
【ここから先は、私の解釈です】
血流が、卵の育つ環境に関わっているのなら——その血流という環境に、手で働きかけることはできないか。医学は「整体で血流や卵が変わる」とは言っていません。だから、これは証明ではなく、20年の臨床で私の手がたどり着いた、一つの考えです。
血流が、卵の育つ環境に関わっているのなら——その血流という環境に、手で働きかけることはできないか。医学は「整体で血流や卵が変わる」とは言っていません。だから、これは証明ではなく、20年の臨床で私の手がたどり着いた、一つの考えです。
卵そのものは変えられない。でも、卵が育つ畑の温かさには、手が届く。卵を良くする、とは言いません。卵が育つ畑を、温める。私はそう考えて、施術をしています。事実と、解釈と、行為。この三つを、混ぜずにお伝えするのが、私の誠実さのつもりです。
※ 採卵日の卵巣動脈の血流指標が、採取される成熟卵の状態と相関するという報告があります(Fertil Steril. 2006 ほか)。ただし、整体がその血流や卵の質を変えることを示した研究はありません。あくまで「環境」に着目した整体施術であり、効果を保証するものではありません。
Individual Careクリニックの不妊治療データ(年齢・確率)だけでは測れない、あなた自身の体の状態
妊娠がうまくいかないとき、その原因の多くは、胚そのものにあると言われています。年齢とともに、その割合は増えていく。——これは、本当のことです。私は否定しません。そこに、整体が手を出せる余地はありません。
でも、「多くは」であって「すべて」ではない。そして——「確率」は、集団の話です。あなた一人が、そのどちら側にいるのかを、教えてはくれません。「半分がそうだ」という数字は、あなたが残りの半分でないことの証明には、なりません。
正しい数字は、集団を守ります。けれど、その正しさからこぼれた一人を、誰が見るのか。私は、確率を語ることはできません。でも、目の前のあなたのお腹に触れて、今の状態をお伝えすることはできます。あなたは、確率の中の一人ではなく、あなたです。
Compliance【医療行為との境界線】当院の妊活整体ができること・専門医を推奨するケース
誠実であるために、できないことも、はっきりお伝えします。当院の施術は医療行為ではありません。不妊の検査や治療は、専門の医療機関の領域です。当院は、その治療を受けるあなたの体を整えるお手伝いをする立場です。
| こんな方 | 当院の立場 |
|---|---|
| 冷えが気になる・お腹が硬い・体を整えて妊活にのぞみたい | 妊活骨盤矯正でお手伝いできます |
| 移植・採卵の予定があり、体を良い状態で迎えたい | 早めにご相談ください。直前では間に合わないこともあります |
| 不妊の検査・治療そのもの | 専門の医療機関の領域です。治療の代わりにはなりません |
| 子宮筋腫・内膜症などの診断・治療 | 婦人科を受診してください。当院は治療しません |
| 流産を繰り返す・不育症の検査 | 専門医にご相談ください。当院が原因を診るものではありません |
そして——何回か診させていただいた上で、当院では難しいと判断することもあります。そのときは、はっきりとそうお伝えします。「諦めるな」とも「うちに通い続けて」とも、私たちは言いません。正確な現状をお伝えするところまでが、私たちの仕事です。選ぶのは、あなたご自身です。
※当院の施術は医療行為ではなく、特定の疾患の治療や妊娠を保証するものではありません。体の機能回復・血流・コンディションを目的とした整体施術です。不妊治療・疾患の診断は、専門の医療機関をご利用ください。
FAQよくある質問
Q. 整体で妊娠しやすくなるエビデンス(科学的根拠)はありますか?
整体そのものが不妊に効くという確かなエビデンスは、ありません。正直にお伝えします。一方で、卵巣の血流と卵の状態が相関するなど、医学が確かめた事実はあります。私がしているのは、その事実を整体の視点で解釈し、血流という「環境」に手で働きかけること。「妊娠します」とは言いません。「冷えた体を手で温めることはできる」——お約束できるのは、そこまでです。事実と、私の解釈と、できることを、混ぜずにお伝えするようにしています。
Q. 病院(不妊治療)や鍼灸とは、何が違うのですか?
役割が違います。病院は検査と治療で「病変」を診ます。鍼灸は国家資格を持つ施術で、ツボや経絡からアプローチし、研究報告も蓄積されています。当院は整体——医者でも鍼灸師でもない第三の立場です。西洋医学のエビデンスを読み、お腹に手を当て、冷えて硬くなった深部に手で直接はたらきかける。どれが上ということではなく、役割が違うとお考えください。併用も可能です。
Q. 妊活骨盤矯正のタイミングは、いつがいいですか?何回くらい必要ですか?
体の状態によります。一度でポカポカを実感し反応する力のある方は、一回でも変化につながることがあります。一方、触れて冷えや張りが強く固まった方は、最低でも3か月ほどみていただきます。移植・採卵の予定がある方は、直前に駆け込むより、早めに一度いらしてください。固まった体は前日では間に合いません。初回の触診で状態と見通しをお伝えします。
Q. 不妊治療(クリニック)と並行して受けられますか?
受けられます。当院の施術は医療行為ではないので治療の代わりにはなりませんが、並行は可能です。多くの方がクリニックに通いながら来院されています。治療内容に不安があれば、主治医にもご相談ください。
Q. 「卵の質が上がる」と聞きましたが、本当ですか?
いいえ、卵そのものの質を整体で変えることはできません。そこは正直にお伝えします。ただ、卵が育つ環境——血流や温かさ——に着目した施術は行います。卵を良くするのではなく、卵が育つ「畑」を温める、とご理解ください。
Q. 冷え性ではないのですが、関係ありますか?
手足が温かくても、お腹の奥が冷えていることがあります。むしろ「自分は冷えていない」と思っている方が、触れると深く冷えていることも少なくありません。ご本人の感覚だけでは分からない部分なので、一度、手で確かめさせてください。
Finally最後に
妊活は、情報との戦いでもあります。論文、口コミ、SNS、AI。調べるほど、何を信じればいいか分からなくなる。その中で、誰もが「データ」を差し出してきます。でも、データは何万人もの平均です。あなたがその平均のどこにいるかは、教えてくれない。そして——その誰一人として、あなたのお腹に手を当ててはいません。
AIは、あなたを見ていません。データを見て、答えています。私は違います。責任をもって、自分の名前と経歴をさらし、あなたのお腹に触れ、あなただけの状態を確かめ、答えを探します。平均の中の一人としてではなく、目の前のあなたとして。
証明はできません。でも、20年、数千人に触れてきた私の手が、たどり着いたことがあります。妊活に、冷えは禁物だ。——医者の言葉で考え、整体の手で答える。その手で、あなたの体を温めさせてください。
私が考案した妊活骨盤矯正が、あなたの人生のお役に立てれば幸いです。
ナチュラルカイロプラクティック院 院長 小松泰範
著書『牛乳はホルモン剤だった?』『妊娠の敵は、“7つの食毒”』
